------------------------------------------------------------------------------- IBM Fire GL シリーズ・グラフィックス・アクセラレータ Windows 2000 対応 IBM Fire GL シリーズ・ビデオ・ドライバ リリース 0300 ドライバ・バージョン 5.00.2195.1093 ------------------------------------------------------------------------------- この文書の内容をすべてお読みください。このファイルには、印刷された文書やオンラ イン・ヘルプでは触れていない情報もあります。 1. 一般的な情報 1.1 製品ファイルの一覧 1.2 IBM Fire GL シリーズ・グラフィックス・アクセラレータのインストール 2. IBM FIRE GL シリーズ・ビデオ・ドライバのインストール 2.1 メニューによるビデオ・ドライバのインストール 2.2 コマンド・ラインによるビデオ・ドライバのインストール 3. ビデオに関する設定の変更 3.1 解像度と色数の設定 3.2 Windows 2000 でのモニタとディスプレイのリフレッシュ・レートの選択 3.3 モニタの表示調整 4. IBM FIRE GL シリーズ・ビデオ・ドライバのアンインストール 4.1 メニューによるアンインストール 4.2 コマンド・ラインによるアンインストール 5. 環境設定の特徴と情報 5.1 Diamond 情報タブ 5.2 Diamond 構成タブ(経験のあるユーザー用) 6. 注意、問題点、および制限 7. サービス、サポート、およびソフトウェアのアップグレード 8. サポートされている解像度、色数、およびリフレッシュ・レート 1. 一般的な情報 --------------- 1.1 製品ファイルの一覧 ---------------------- お手持ちのビデオ・アダプタ・デバイス・ドライバCDあるいはハードディスクにある \DIAMOND のサブフォルダには次のファイルがあります。 上の1行を次のように修正してください。 このドライバのサブフォルダには次のファイルがあります。 \INSTALL INSTALL.EXE Diamond インストーラ INST16.EXE Diamond インストーラの16ビット機能拡張 DMINSTAL.SYS Diamond インストーラのデバイス機能拡張 _INSTALL.??? Diamond インストーラのリソース機能拡張 COMPANY.INI Diamond インストーラのスクリプト SETUPNT5.IN Diamond インストーラのスクリプト UINSTNT5.IN Diamond インストーラのスクリプト READ-ME.TXT READ-MEJ.TXTファイルの英語版 READ-MEJ.TXT このファイル SETUP.BAT コマンド・ラインによるインストール用バッチ・ファイル UNINSTALL.BAT コマンド・ラインによるアンインストール用バッチ・ファイル \NT5 FIREGL1.INF ドライバ・インストール用スクリプト FIREGL1.DL_ ディスプレイ・ドライバ FGL1EXT.DL_ ディスプレイ・ドライバ機能拡張 FIREGL1M.SY_ ミニポート・ドライバ VERSION.TXT 現在のドライバ・バージョンに関する情報 DSMINFO.??_ Diamond 情報タブ FGL1CFG.??_ Diamond 構成タブ F1CFG???.HL_ Diamond 構成タブ用ポップアップ・ヘルプ FGL1ADJ.??_ Diamond モニタ調整タブ F1ADJ???.HL_ Diamond モニタ調整タブ用ポップアップ・ヘルプ DSNTHSER.EX_ Diamond マルチスクリーン・フック・デバイス・ドライバ FGL1DEL.EX_ Diamond ドライバ・アンインストール・ユーティリティ FGL1OGL.DL_ OpenGL ドライバ FGL1OGLS.CAB OpenGL ドライバ FGL1OGL.DR_ Driver for 3D Studio MAX/VIZ MAXINST.EX_ 3D Studio MAX/VIZ driver install utility GETVPDC.EX_ IBM Vital Product Data Utility PMEMNT.SY_ IBM Vital Product Data Utility PMEMW.DL_ IBM Vital Product Data Utility PMEMW2.DL_ IBM Vital Product Data Utility WHATGRAP.EX_ IBM Vital Product Data Utility 816ON.REG IBM Function Utility 816OFF.REG IBM Function Utility FIREGL1.CAT MS certified CAT file ここで、「???」や「??」は、サポートしている言語を識別する略語で、例えば英語では 「ENG」や「EN」です。 1.2 IBM Fire GL シリーズ・グラフィックス・アクセラレータのインストール ---------------------------------------------------------------------- このコンピュータには第一番目の、つまりプライマリ・グラフィックス・アクセラレータと して IBM Fire GL シリーズ・グラフィックス・アクセラレータが搭載され、そのドライバ が工場出荷時にインストールされています。例えば設定をマルチモニタ環境にするなどのた めに、さらに Fire GL シリーズを追加してインストールする場合に限り、次の指示や情報 を参照してください。 IBM Fire GL シリーズ・グラフィックス・アクセラレータをこのシステムにインストールす る際には、このコンピュータのユーザーズ・ガイドを参照してください。 注意:既存のグラフィックス・カードを取り外して Fire GL シリーズ・カードをインス トールする場合には、次のようにすると良いでしょう。まず、ディスプレイ・ドライバを標 準 VGA ドライバに設定し直して、その後、コンピュータ・システムをシャットダウンし、 既存のグラフィックス・カードを取り外します。 マルチモニタ・システムを設定する場合: 提供されているドライバは、 Fire GL シリーズ・グラフィックス・アクセラレータを Windows 2000 オペレーティング・システムで利用する場合に限り使用できます。他のグラ フィックス・カードや他のオペレーティング・システムでは使用できません。 2. IBM FIRE GL シリーズ・ビデオ・ドライバのインストール ------------------------------------------------------- このコンピュータ・システムには、 Fire GL シリーズ・カード用のグラフィックス・ソフ トウェア・ドライバがプレインストールされています。 この章の情報が必要になるのは、オペレーティング・システムを再インストールした場合に 限ります。その場合、 Windows 2000 用の基本ドライバ・ソフトウェアを再インストールす る必要があります。 参考になるように、以下では、グラフィックス・ドライバ・ソフトウェアのインストールの 手順を説明します。 2.2 章で説明されているように、コマンド・ラインによるドライバのインストールでは、コ マンド・ラインを編集して、ドライバのインストール(アンインストールについては 4.2 章参照)、およびディスプレイの環境設定を実行できます。パラメータ設定により、インス トール中にメッセージを表示しないように「サイレント」インストールを行なうことも可能 です。 注意: IBM Fire GL シリーズ・ビデオ・ドライバをインストールする前に、開いているア プリケーション・プログラムをすべて終了し、ドライバのインストールが完了するま で、このコンピュータで稼動しているアンチウィルス・ソフトウェアを停止しておい てください。 2.1 メニューによるビデオ・ドライバのインストール ------------------------------------------------ 1. Windows 2000 の再起動後、使用する Fire GL シリーズ・グラフィックス・アクセラ レータが検出され、新しいハードウェアが見つかったというメッセージが表示されま す。すると、システムがドライバ・データベースをコンパイルします。ウィザードが起 動されますが、[キャンセル]をクリックします。 2. タスク・バーの[スタート]ボタンをクリック、[ファイル名を指定して実行 ... ]を クリックし、ハードディスクまたはCD−ROMドライブで、ビデオ・ドライバ・ファ イルのあるフォルダから「 Install.exe 」を選択します。すると、[ Diamond インス トール]ダイアログが表示されます。 注意: [スタート]メニューの[プログラム]にある[ Diamond ]から、工場出荷時にインス トールされたハードディスク上の[ Diamond インストール]ダイアログを開くことがで きます。[ DIAMOND インストール/アンインストール・ユーティリティ]をクリックし てください。 使用しているオペレーティング・システムの言語がサポートされていない場合には、 [ Diamond インストール]ダイアログは英語で表示されます。 3. ドライバ・ソフトウェアのインストール先フォルダへのパスを指定して、[次へ]をク リックします。その後、もう一度[次へ]をクリックします。 4. インストール完了のメッセージが表示されたら、もう一度[次へ]をクリックします。 すると、このコンピュータが再起動されます。 5. Windows 2000 の再起動後、新しいハードウェアが見つかったというメッセージが表示さ れます。電子署名が見つからないことがダイアログに表示され、インストールを続ける かどうか確認されます。[はい]をクリックすると、インストールが実行され、ドライ バが起動されます。システムに Diamond Fire GL シリーズ・カードをインストールする と、各カードにつき一度ずつ、新しいハードウェアが見つかったというメッセージが表 示されます。どの場合にも[はい]をクリックしてください。すると、 Fire GL シリー ズ・カードが検出されます。 6. [スタート]メニューの[設定]にある[コントロール パネル]で[画面]をダブル クリックし、[設定]を選択します。あるいは Windows デスクトップを右クリックし、 [プロパティ]を選択、さらに[設定]を選択します。使用するモニタの性能に合わせ て、必要に応じて解像度(画面の領域)と色数、およびリフレッシュ・レートを設定し てください。 注意:マルチモニタ環境では、設定するグラフィックス・アクセラレータに対応するモ ニタ・アイコンをまずクリックします。 7. [ OK ]をクリックします。 注意: ビデオ・ドライバのロード後、さらにマルチモニタ環境用に Fire GL シリーズ・カードを システムに追加インストールした場合、各カードについて個別にドライバを再度インストー ルする必要はありません。追加インストールしたカードは、カードのインストール後はじめ て Windows 2000 が再起動される際に、自動的に検出されます。 Windows 2000 の[モニタ]タブでは、各モニタについて個別にリフレッシュ・レートを設 定できます。 3.2 章を参照してください。 2.2 コマンド・ラインによるビデオ・ドライバのインストール -------------------------------------------------------- コマンド・ラインを編集して、ビデオ・ドライバをインストールし、プライマリ・ディスプ レイについてモニタの環境設定を行なうこともできます。それには次のようにします。 1. タスク・バーの[スタート]ボタンをクリック、[ファイル名を指定して実行 ... ]を クリックし、ハードディスクまたはCD−ROMドライブで、ビデオ・ドライバ・ファ イルのある[ INSTALL ]サブフォルダの名前を入力、または[参照]ボタンを利用して サブフォルダを選択します。 2. 次のコマンドを入力します。 INSTALL -0[x] -1[y] -s[e] -r ここで、コマンド・ライン・オプションは次のとおりです。 -0[x] 解像度 ( 水平方向 ) -1[y] 色数 ( ピクセル毎ビット単位の色深度 ) -s[e] サイレント・インストール(インストール中にメッセージを表示しない) [e] エラー・メッセージを表示しない -r インストール後、システムを再起動する 注意:コマンド・ライン・オプション「 -r 」を付けないと、インストールが完了 してもシステムは再起動されません。 コマンド・ライン・オプションで有効な解像度/色数の組み合わせは、次のとおりです。 [y] - 色数 解像度 [x] - 解像度 (bpp 単位の色深度 ) ---------- --------------- ------------------- 640x480 640 32 800x600 800 32 1024x768 1024 32 1280x1024 1280 32 1600x1200 1600 32 1792x1344 1792 32 1920x1200 1920 32 注意: 1) モニタのリフレッシュ・レートは、 Windows 2000 オペレーティング・システムに よって制御されます。モニタのリフレッシュ・レートに関する設定については、 3.2 章を参照してください。 2) 上記のパラメータいずれかについて無効な値が指定された場合は、ドライバのイン ストール後はじめてオペレーティング・システムを起動する際、 640x480x32bpp で起動します。 例: Fire GL シリーズ・ビデオ・ドライバをサイレント・インストールして、モニタの環 境設定は 1280x1024, TrueColor とし、インストール後にシステムを再起動するとします。 この場合、コマンドは次のようになります。 INSTALL -01280 -132 -se -r 警告: 使用するモニタがサポートしていない解像度やリフレッシュ・レートを選択すると、モニタ に取り返しのつかない損傷を与える可能性があります。 使用するモニタの取扱説明書を参照して、選択する解像度とリフレッシュ・レートがサポー トされているかどうか確認してください。 3. ビデオに関する設定の変更 --------------------------- [画面のプロパティ]にある以下のタブでは、必要に応じてビデオの設定と調整が可能で す。 [設定]:解像度と色数を設定します。 [設定] => [詳細]ボタン => [モニタ]:モニタと画面のリフレッシュ・レートを選択 します。 [設定] => [詳細]ボタン => [モニタ調整]:モニタの画面を調整します。 [画面のプロパティ]を開くには次のようにします。 1. Windows 2000 を起動します。 2. Windows 2000 の起動後、[スタート]ボタンをクリック、[設定]を選択し、[コント ロール パネル]をクリックします。 3. [画面]アイコンをダブルクリックします。すると、[画面のプロパティ]が表示され ます。 注意: Windows デスクトップの背景を右クリックし、ショートカット・メニューから [プロパティ]を選択しても、[画面のプロパティ]が表示されます。 3.1 解像度と色数の設定 ---------------------- [画面のプロパティ]のウィンドウで[設定]タブを選択します。 必要に応じて、使用するモニタの性能に合わせて解像度(画面の領域)と色数を設定しま す。 注意: マルチモニタ環境では、使用するモニタの実際の配置に合わせて、モニタ・アイコンをド ラッグしてください。 マルチモニタ環境では、設定するモニタに対応するモニタ・アイコンをクリックして、その 解像度と色数を設定します。これをモニタすべてについて個別に行ないます。使用する各モ ニタについて取扱説明書を参照して、設定する解像度と色数がそのモニタでサポートされて いることを確認してください。 マルチモニタ環境では、 Windows 2000 の[モニタ]タブ( 3.2 章参照)でモニタすべて について個別にリフレッシュ・レートを選択できます。 このシステムの Fire GL シリーズ・グラフィックス・アクセラレータに接続されたモニタ に関する表示の調整は、 Diamond の[モニタ調整]タブ( 3.3 章参照)で行なってくださ い。 [設定]タブに関する詳細については、 Windows 2000 のオンライン・ヘルプと文書を参照 してください。 3.2 Windows 2000 でのモニタとディスプレイのリフレッシュ・レートの選択 --------------------------------------------------------------------- [画面のプロパティ]の[設定]タブで[詳細]ボタンをクリック、[モニタ]タブを選択 します。 マルチモニタ環境では、[設定]タブで[詳細]ボタンをクリックする前に、設定するモニ タに対応するモニタ・アイコンをクリックします。 モニタの設定で、このシステムのグラフィックス・アクセラレータに接続された各モニタに ついてリフレッシュ・レートを設定します。 警告: 使用するモニタがサポートしていないリフレッシュ・レートを選択すると、モニタに取 り返しのつかない損傷を与える可能性があります。 使用するモニタの取扱説明書を参照して、選択する解像度とリフレッシュ・レートがサ ポートされているかどうか確認してください。 [モニタ]タブに関する詳細については、 Windows 2000 のオンライン・ヘルプと文書を参 照してください。 3.3 モニタの表示調整 -------------------- [画面のプロパティ]の[設定]タブで[詳細]ボタンをクリック、 Diamond の[モニタ 調整]タブを選択します。 マルチモニタ環境では、[設定]タブで[詳細]ボタンをクリックする前に、調整するモニ タに対応するモニタ・アイコンをクリックします。 このシステムの各 Fire GL シリーズ・グラフィックス・アクセラレータについて、接続さ れたモニタの画面を調整できます。モニタ画面調整の詳細については、オンライン・ポップ アップ・ヘルプを参照してください。 A. 表示微調整 [移動]と[サイズ]の囲みの中にあるボタンをクリックすると、表示されている解像 度とリフレッシュ・レートについて、モニタ画面の位置と大きさを調整できます。 注意:[モニタ調整]タブの[表示微調整]でソフトウェアによる調整を行なわず、で きればモニタのハードウェア設定による制御で画面の大きさや位置を調整してくださ い。モニタのハードウェア制御については、モニタの取扱説明書を参照してください。 注意:画面の大きさを変更すると、実際のリフレッシュ・レートがわずかながら変化し ます。固定周波数モニタを使用している場合には、モニタの取扱説明書でリフレッ シュ・レートの許容範囲を確認してください。 [同期極性]:現在の解像度についてデフォルトの同期極性では満足のゆく表示が得ら れない場合、設定を変えてみてください。 [アンドゥ(元に戻す)]:このボタンをクリックすると、[適用]ボタンをクリック して直前に行なった変更を取り消して、元に戻します。 [デフォルト]:このボタンをクリックすると、[表示微調整]を製造元のデフォルト 設定に戻します。 注意: モニタの同期が失われた場合は、キーボードの[ESC]キーを押して、変更を取り消 してください。 [設定]タブの解像度と[モニタ]タブのリフレッシュ・レートのいずれか一方または 両方を変更すると、モニタ画面の再調整が必要になります。 B. [ガンマ コレクション(ガンマ補正)]:赤、緑、青のスライダー・バーでモニタの ガンマ補正を調整し、画像の輝度を最適化します。 注意:256色モードでは、ガンマ補正は調整できません。 スライダーを動かすと、ガンマ補正テーブルにより各ピクセルのカラー値が補正されま す。画面上で再生される輝度は、入力電圧のガンマ乗に比例します。画像の輝度を正確 に再生するには、このガンマ曲線を補正する必要があります。ガンマ値を上げると、明 るい部分と暗い部分に対して中間的な輝度を持つ部分が相対的に暗くなります。ガンマ 補正の調整は画面表示全体に影響します。設定できる値の範囲は、 0.3 から 4.0 で す。デフォルト値は 1.0 です。 [スライダーの同期(スライダーを連動させる)]をチェックすると、どのスライダー をドラッグしても、三つのスライダーが同じように動くようになります。このチェッ ク・ボックスをクリアすると、各スライダーを独立してドラッグできるようになりま す。 各色の[ >1< ]ボタンをクリックすると、ガンマ値をデフォルトの 1.0 に設定しま す。 C. [適用]または[ OK ]ボタンをクリックすると、モニタの設定が有効になります。 D. 設定するモニタそれぞれについて、作業 A から C までを繰り返します。 4. IBM FIRE GL シリーズ・ビデオ・ドライバのアンインストール ----------------------------------------------------------- この章では、このシステムから IBM Fire GL シリーズのソフトウェアをアンインストール (削除)する必要がある場合に、どうすれば適切にできるか説明します。 注意: IBM Fire GL シリーズ・ビデオ・ドライバをアンインストールする前に、開いてい るアプリケーション・プログラムをすべて終了し、ドライバのアンインストールが完 了するまで、このコンピュータで稼動しているアンチウィルス・ソフトウェアを停止 しておいてください。 4.1 メニューによるアンインストール ---------------------------------- 1. [スタート]メニューの[プログラム]にある[ Diamond ]で[ DIAMOND インストー ル(アンインストール)ユーティリティ]をクリックします。[ Diamond インストー ル]ダイアログが表示されます。 2. [プロダクトの削除]をクリックし、削除すべきコンポーネントのみが選択されている ことを確認してください。[前へ]をクリックして[コンポーネントの追加と削除]を 利用すると、削除すべきコンポーネントを指定できます。 削除すべきコンポーネントを確認した上で、[次へ]をクリックします。 3. [次へ]をクリックしてください。すると、ソフトウェアを削除し、コンピュータを シャットダウンします。 4.2 コマンド・ラインによるアンインストール ------------------------------------------ この章では、コマンド・ラインの入力により IBM Fire GL シリーズ・ビデオ・ドライバを アンインストールする手順を説明します。 1. タスク・バーの[スタート]ボタンをクリック、[ファイル名を指定して実行 ... ]を クリックし、ハードディスクまたはCD−ROMドライブで、ビデオ・ドライバ・ファ イルのある[ INSTALL ]サブフォルダの名前を入力、または[参照]ボタンを利用して サブフォルダを選択します。 2. 次のコマンドを入力します。 INSTALL -u[s] -r ここで、コマンド・ライン・オプションは次のとおりです。 -u[s] ドライバのアンインストール [s] サイレント・アンインストール、つまりアンインストール中にメッ セージを表示しない -r アンインストール後、システムをシャットダウンする 注意:コマンド・ライン・オプション「 -r 」を付けないと、ドライバのアンインス トールが完了してもシステムをシャットダウンしません。 例: Fire GL シリーズ・ビデオ・ドライバをサイレント・アンインストールし、システム をシャットダウンするとします。この場合、コマンドは次のようになります。 INSTALL -us -r 5. 環境設定の特徴と情報 ----------------------- 5.1 Diamond 情報タブ -------------------- 各 Fire GL シリーズ・カードのハードウェアとドライバに関する情報の詳細については、 [情報]タブを参照してください。[情報]タブを表示するには、[画面のプロパティ] ウィンドウの[設定]タブで[詳細]ボタンをクリックし、[情報]タブを選択します。そ の内容は、テクニカル・サポートに問い合わせる際に役立つ場合があります。 [情報]タブは、次のようにして開くこともできます。 Windows デスクトップの背景を右クリックし、ショートカット・メニューから[プロパ ティ]を選択します。それから[設定]タブで[詳細]ボタンをクリックし、[情報]タブ を選択します。 5.2 Diamond 構成タブ(経験のあるユーザー用) -------------------------------------------- アプリケーションで問題が起きた場合、あるいは、このシステムのパフォーマンスを特定の アプリケーションのために最適化するよう試みる場合、構成タブでの設定を変更しても良い かもしれません。 それには、[画面のプロパティ]の[設定]タブで[詳細]ボタンをクリックし、[構成] タブを選択します。[構成]タブでの設定の詳細については、オンライン・ポップアップ・ ヘルプを参照してください。 [構成]タブは、次のようにして開くこともできます。 Windows デスクトップの背景を右クリックし、ショートカット・メニューから[プロパ ティ]を選択します。それから[設定]タブで[詳細]ボタンをクリックし、[構成]タブ を選択します。 通常よく利用されているアプリケーションのいくつかについては最適化された構成プロファ イルが既に工場出荷時にデフォルトで設定されています。[構成プロファイル]の一覧から アプリケーションを選択してください。すると、必要に応じて Windows 2000 レジストリで 設定が変更されます。[適用]をクリックし、その後、 Windows 2000 を再起動するように メッセージが表示された場合には、再起動してください。 1. 新規のアプリケーション用に構成パラメータを設定するには、[構成プロファイル]セ クションにある[追加]ボタンをクリックし、そのアプリケーション名を入力します。 2. 例えばソフトイメージなど特定のアプリケーションについて環境設定を変更するには、 [構成プロファイル]セクションで一覧からアプリケーションを選択し、[修正]ボ タンをクリックします。 3. 必要に応じて、[デフォルト設定]セクションで次のチェック・ボックスをチェック またはクリアします。 オーバーレイ・プレーン 4ビット ダブル・バッファ Zバッファで4ビット ダブル・バッファのオーバーレイ・プレーンを使用します。ド ライバは OpenGL アプリケーション用に4ビット ダブル・バッファのオーバーレイ・ プレーンでピクセル・フォーマットをエクスポートします。 8ビット シングル・バッファ 各32ビット・フレーム・バッファ・ピクセルのうち8ビットをシングル・バッファの オーバーレイ・プレーンとして使用します。 常にコピー・スワップを行う バック・バッファからフロント・バッファにブリット・コピーを強制的に行ないます。 垂直リトレース待ち バッファ・スワップを垂直リトレースに同期して行ないます。これにより、画質は改善 されますが、ベンチマーク・テストなどでの表示性能は低下します。 4. [適用]または[ OK ]ボタンをクリックすると、[構成]タブで行なった設定が有効 になります。 6. 注意、問題点、および制限 --------------------------- 1] Windows 2000 では、マウス・カーソルに影があります。このマウス・カーソルの影 は、カーソル・アルファ・ブレンディングによって付けられているものです。カーソ ル・アルファ・ブレンディングは、 Fire GL1 上のハードウェアではサポートされて いません。 Fire GL ビデオ・チップではマウス・カーソルについてはアルファ・ブ レンディングをサポートしていないため、 Windows 2000 は、ハードウェア・カーソ ルを無効にして、ソフトウェア・カーソルを使用します。その結果、マウス・カーソ ルのまわりにフリッカリングが起こります。 この問題を避けるため、 Windows 2000 の[コントロール パネル]にあるマウスの 設定でマウス・カーソルの影を付けないようにすることは可能です。 2] Fire GL シリーズ・ビデオ・アダプタで SolidDesigner を利用する場合、 SolidDesigner は、[画面のプロパティ]にある Diamond の[構成]タブから選択す る必要があります。そうしないと、カラー・ブリーディングが起きてライン・エッジ の質が落ちます。これは、 SolidDesigner が OpenGL V1.1 のサポートを求め、 Fire GL シリーズ・ドライバは OpenGL V1.2 がサポートされていることをリポートする点 に起因します。 SolidDesigner のこのバグは、将来のバージョンでは修正されるで しょう。 3] QuickTime V3.0 は、 IBM Fire GL シリーズ・ビデオ・アダプタでは稼動しません。 これは、 QuickTime V3.0 のバグのせいです。 Apple は、このバグを QuickTime の 次のリリースで修正するよう計画しています。 4] IBM Fire GL1 アダプタで AVI ファイルを再生すると、 1600x1200 またはそれ以上の 解像度では、音は途切れ途切れになり、スクリーンが乱れる場合があります。このよ うなことが起きるのは、アプリケーション用にオフスクリーン・メモリの残りが十分 にないためです。 7. サービス、サポート、およびソフトウェアのアップグレード --------------------------------------------------------- ビデオ・ドライバのアップデートは、次の Web サイトで IBM から入手できます。 http://www.pc.ibm.com/ 国名を選択して、「 drivers 」で検索を行なってください。 技術上の問題については、 IBM PS ヘルプライン( 0120-559-594 )にお問い合わせください。 8. サポートされている解像度、色数、およびリフレッシュ・レート -------------------------------------------------------------- Fire GL シリーズ・カードでサポートされている解像度とリフレッシュ・レートは、選択さ れているモニタに依存します。使用するモニタの取扱説明書と[モニタ]タブを参照して、 各モニタについてサポートされている解像度、および垂直リフレッシュ・レートの上限を確 認してください。 Windows 2000 の[モニタ]タブは、次のようにして開くことができま す。 Windows デスクトップを右クリックし、ショートカット・メニューから[プロパ ティ]を選択します。それから[設定]タブで[詳細]ボタンをクリックし、[モニタ]タ ブを選択します。 次のテーブルは、 Windows 2000 オペレーティング・システムでサポートされているモード すべてについて、スクリーンの解像度、ピクセル・サイズ、およびリフレッシュ・レートを 示しています。モードはすべて、OpenGL API のフルスクリーン・モードによるダブル・ バッファリングを備えています。 +==========+========+==========+===================+ | 解像度 | 色 | アルファ | リフレッシュ・ | | | ビット | ビット | レート (Hz) | +----------+--------+----------+-------------------+ | 640x480 | 24 | 8 | 60, 72, 75, 85 | | 800x600 | | | | +----------+--------+----------+-------------------+ |1024x768 | 24 | 8 | 60, 70, 75, 85 | +----------+--------+----------+-------------------+ |1280x1024 | 24 | 8 | 60, 75, 85 | +----------+--------+----------+-------------------+ |1600x1200 | 24 | 8 | 60, 70, 75, 85 | +----------+--------+----------+-------------------+ |1792x1344 | 24 | 8 | 60 | +----------+--------+----------+-------------------+ |1920x1200 | 24 | 8 | 60, 75 | +----------+--------+----------+-------------------+ | | +-------+- この組み合わせは、[画面のプロパティ]の[設定]タブでは 「 32bpp 」または「 TrueColor 」として表示されます。 --------------------------------------------------------------------------- --------------------------------------------------------------------------- 挙げられている製品の名称は、すべて、それらの各所有者の商標、またはその著作権が 各所有者に属するものです。 ------------------------------------------------------------------- Diamond Multimedia Systems, Inc. (c) 1993-99, All Rights Reserved Professional Graphics Division -------------------------------------------------------------------