ThinkPad 2007年04月13日 モデム ソフトウェア (Windows 2000/XP/Vista 32 ビット, 64 ビット) バージョン 7.62.00.00 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− このプログラムの役目 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− このパッケージには、モデム・ドライバーと呼ばれるソフトウェアが入って います。 モデム・ドライバーの導入により、「ThinkPad Modem」の内蔵モデム機能を 使用できる様になります。また、モデム・ドライバーを更新することにより、 問題の解決や機能の追加、拡張ができます。 次のモデルで ThinkPad Modem 付きのモデルがサポートされます。 −ThinkPad G50 −ThinkPad R60, R60e, R61 −ThinkPad T60, T60p, T61 −ThinkPad X60, X60s, X60 Tablet −ThinkPad Z60m, Z60t, Z61e, Z61m, Z61p, Z61t どのThinkPadのモデルがどのオペレーティング・システムをサポートしてい るかは、カタログ等を参照してください。 このドライバに更新する必要があるかどうかは、「問題解決/変更の概要」 のセクションを参照してください。 更新の方法は、"インストール・ガイド"のセクションを参照してください。 注:このパッケージは、Software Installer で利用されるインストール ファイルのみ修正変更されています。ドライバのバージョンはWindows XP および Windows 2000 用は 7.56.00、Window Vista 用は7.57.00 です。 このバージョンのドライバをすでにインストールされている場合は、この パッケージをインストールする必要はありません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョン情報 (日本で未リリース分も含みます) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョン 内容 7.27.00.50 第1版 7.39.00.50 第2版 7.39.00.50a 第3版 7.57.00.00 第4版 7.62.00.00 第5版 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問題解決/変更の概要 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 参考) < >は、プログラムのバージョンを示します。 (新)は、新機能または機能の拡張を示します。 (修)は、既存機能の問題解決を示します。 (制)は、存続する制約事項を示します。 次の問題が、プログラムの各々のバージョンで解決されました。 <7.27.00.50> −(新) (第一版) ThinkPad Z60t/Z60mのサポート <7.39.00.50> −(新) ThinkPad T60/T60pのサポート −(新) ThinkPad X60/X60pのサポート <7.39.00.50a> −(新) ThinkPad Z61e/Z61m/Z61tのサポート −(新) ThinkPad R60/R60eのサポート −(新) ThinkPad Z61p/G50のサポート −(修) ThinkPad Software Installer 用のインストールファイルを修正 <7.57.00.00> −(新) Microsoft Windows Vistaのサポート。 <7.62.00.00> −(新) ThinkPad T61/R61のサポート −(修) リムーバブルな記憶域からのインストールにおける不具合の修正 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− インストール・ガイド −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 注: 1.このドライバーに更新する必要があるかどうかは、「問題解決/変更の概要」 のセクションを参照してください。 2.Windows XP および Windows 2000 でこのパッケージをインストールするに は、Microsoft が提供する UAA High Definition Audio Class Driver を事 前にインストールしておく必要があります。 手動によるインストールの方法 −−−−−−−−−−−−−− 1. Windowsを始動します。 2. アドミニストレーター権限のユーザー名でシステムにログオンします。 3. 本パッケージをハードディスクに展開します。 4. 展開されたモデムドライバー・ファイルの存在するディレクトリ内の SETUP.EXEをダブルクリックします。 5. デバイス・ドライバのインストール ウィザードの画面で 'OK' ボタンをク リックします。 6. デバイスドライバは自動的にインストールされます。 "デジタル署名が見つかりませんでした"と言うメッセージが現れたとき は「はい」のボタンをクリックして導入を進めます。 7. NetWaiting のインストールが自動的に始まります。 7-1 「ようこそ」の画面で'次へ'をクリックします。 7-2 「使用許諾契約」の画面で、内容をよく読み'はい'をクリックします。 7-3 「プログラムフォルダの選択」の画面で、'次へ' をクリックします。 (必要に応じてインストール先を変更することが出来ます。) 9-4 セットアップ終了後、'完了'をクリックします。 8. Digital Line Detect のインストールが自動的に始まります。 8-1 「ようこそ」の画面で'次へ'をクリックします。 8-2 「使用許諾契約」の画面で、内容をよく読み'はい'をクリックします。 8-3 「プログラムフォルダの選択」の画面で、'次へ' をクリックします。 (必要に応じてインストール先を変更することが出来ます。) 8-4 セットアップ終了後、'完了'をクリックします。 9. インストールの結果が表示されます。'OK'をクリックしてインストールを 終了します。 10. 必要に応じて、システムを再起動してください。 手動によるアンインストールの方法 −−−−−−−−−−−−−−−− < Windows Vista の場合 > 1. Windowsを始動します。 2. アドミニストレーター権限のユーザー名でシステムにログオンします。 3. 'スタート' -> 'コントロールパネル' -> 'プログラムのアンインストー ル'をクリックします。 4. 'ThinkPad Modem'を選び、「アンインストール」ボタンをクリックします。 5. ユーザーアカウント制御のポップアップが表示された場合は、『許可』 をクリックします。 6. デバイスドライバは自動的にアンインストールされます。 7. NetWaiting のアンインストールが自動的に始まります。 7-1 「ファイル削除の確認」ダイアログの'OK'ボタンをクリックします。 7-2 NetWaiting はアンインストールされます。 8. Digital Line Detect のアンインストールが自動的に始まります。 8-1 「ファイル削除の確認」ダイアログの'OK'ボタンをクリックします。 8-2 Digital Line Detect はアンインストールされます。 9. 必要に応じて、システムを再起動してください。 < Windows XP の場合 > 1. Windowsを始動します。 2. アドミニストレーター権限のユーザー名でシステムにログオンします。 3. "スタート"→"コントロール パネル"の順でクリックして、コントロール パネルを開きます。 4. コントロールパネル内の"プログラムの追加と削除"のアイコンをシング ルクリックします。 5. "ThinkPad Modem"を選択します。 6. "変更と削除"ボタンをクリックします。 7. デバイスドライバは自動的にアンインストールされます。 8. NetWaiting のアンインストールが自動的に始まります。 8-1 「ファイル削除の確認」ダイアログの'OK'ボタンをクリックします。 8-2 NetWaiting はアンインストールされます。 9. Digital Line Detect のアンインストールが自動的に始まります。 9-1 「ファイル削除の確認」ダイアログの'OK'ボタンをクリックします。 9-2 Digital Line Detect はアンインストールされます。 10. 必要に応じて、システムを再起動してください。 < Windows 2000 の場合 > 1. Windowsを始動します。 2. アドミニストレーター権限のユーザー名でシステムにログオンします。 3. "スタート"→"設定"→"コントロールパネル"の順でクリックして、コン トロールパネルを開きます。 4. コントロールパネル内の "アプリケーションの追加と削除"のアイコンを ダブルクリックします。 5. "ThinkPad Modem"を選択します。 6. "変更と削除"ボタンをクリックします。 7. デバイスドライバは自動的にアンインストールされます。 8. NetWaiting のアンインストールが自動的に始まります。 8-1 「ファイル削除の確認」ダイアログの'OK'ボタンをクリックします。 8-2 NetWaiting はアンインストールされます。 9. Digital Line Detect のアンインストールが自動的に始まります。 9-1 「ファイル削除の確認」ダイアログの'OK'ボタンをクリックします。 9-2 Digital Line Detect はアンインストールされます。 10. 必要に応じて、システムを再起動してください。 *** モデムのハードウェアを抜かない場合、次回の始動時に Windows が再び モデムを見つけてしまいます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 自動導入の方法 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 注意: 以下の方法は、システム管理者が同時に大量の ThinkPad にソフトウエアを 導入する場合にのみ必要です。 1. Windowsを始動します。 2. アドミニストレーター権限のユーザー名でシステムにログオンします。 3. 本パッケージをハードディスクに展開します。 4. 「スタート」をクリックしてください。 5. 「ファイル名を指定して実行」をクリックしてください。 6. 既に展開された本モデムドライバー・ファイルの存在するディレクトリ のフルパス名とともに 'SETUP.EXE -s' と打ち込んで OK ボタンをクリ ックします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− インストールされているモデムのバージョンの確認方法 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− インストールされているモデムドライバのバージョンは、以下の方法で確認す ることが出来ます。 Windows Vista の場合 1. 「スタート」→「コントロール パネル」とクリックします。 2. 「Hardware and Sound」をクリックし、「電話とモデムの オプション」をクリックします。 3. 「モデム」タブをクリックします。 4. 「ThinkPad Modem」と表示されてるところをクリックして選択し、「プ ロパティ」ボタンをクリックします。 5. 「診断」タブを選択し、「モデムの照会」ボタンをクリックします。 6. 「コマンド| 応答」欄のATI3コマンドの結果を見ます。 ここにインストー ルされて動作しているモデムのバージョン情報が表示されます。 Windows XP の場合 1. 「スタート」→「コントロール パネル」とクリックします。 2. 「プリンタとその他のハードウェア」をクリックし、「電話とモデムの オプション」をクリックします。 または、「電話とモデムのオプション」をダブルクリックします。 3. 「モデム」タブをクリックします。 4. 「ThinkPad Modem」と表示されてるところをクリックして選択し、「プ ロパティ」ボタンをクリックします。 5. 「診断」タブを選択し、「モデムの照会」ボタンをクリックします。 6. 「コマンド| 応答」欄のATI3コマンドの結果を見ます。 ここにインストー ルされて動作しているモデムのバージョン情報が表示されます。 Windows 2000 の場合 1. 「スタート」→「設定」→「コントロール パネル」とクリックし、「電 話とモデムのオプション」をダブルクリックします。 2. 「モデム」タブをクリックします。 3. 「ThinkPad Modem」と表示されてるところをクリックして選 択し、「プロパティ」ボタンをクリックします。 4. 「検出結果」タブをクリックします。 5. 「モデムの照会」ボタンをクリックします。 6. 「コマンド | 応答」欄のATI3コマンドの結果を見ます。 ここにインストー ルされて動作しているモデムのバージョン情報が表示されます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Modem on Hold, Fast Connect の利用。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 注: これらの機能を利用するには、お使いの電話回線が、その国の電話局の 提供する Call Waiting (日本ではキャッチホン) および Caller ID (日本ではナンバーディスプレイ)の機能をサポートしている必要があり ます。また、お使いのインターネットサービスプロバイダのアクセスポ イントがこれらの機能をサポートしている必要があります。 注: 現在、Modem on Hold の機能はアメリカ合衆国とカナダのみでサポート されています。その他の国では正しく動作しない可能性があります。 注: Fast Connect の機能は、定位置から同一電話番号にかけ続けたときに のみ有効に働きます。それ以外のときは、Fast Connect の機能を無効 にすることをお勧めします。 注: Modem on Hold, Fast Connect を利用するには、以下の手順で Modem on Hold アプリケーションを起動し、各機能を利用可能な状態にする必 要があります。 1. 'スタート' -> 'プログラム'->’NetWaiting’-> ’Netwaiting’を クリックします。 2. タスクトレーの NetWaiting を右クリックし、'設定'をクリックします。 3. Modem on Hold の設定を確認し、Window を閉じます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− * ThinkPad は、Lenovo の登録商標です。 * Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の登録商標です。 * Windows Vista は、Microsoft Corporation の商標です。 その他の社名、製品名、サービス名は、他社の登録商標、商標またはサービス マークです。