補足説明:かならず最後までお読みください ========================================================================== (C) Copyright IBM Corp. 2000 ========================================================================== 【ソフト名】 IBM ThinkPad 390X システムROM アップデート・ユーティリティ V0.47 (システム・プログラム・サービス・ディスケット) 【登 録 名】 ISB0470.EXE 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社 【対応機種】 ThinkPad 390X 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている 人には営利を伴わない形態であれば自由です。 2)以下の禁止事項は守って下さい。 −他のネットワークへの転載。 −ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。          −雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。 【導入方法】 ***************************** この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその 他の確認をしてください。 ***************************** ========================================================================== 【ディスケット作成方法】 −はじめに−  この補足説明をよくお読みになった上で、「ISB0470.EXE」をハードディスクの適 当なディレクトリにダウンロードしてください。  フォーマット済みの「2HD 1.44MB」のディスケットを1枚用意してください。  ダウンロードファイル名を『ISB0470.EXE』として下さい。 1.用意したディスケットを「Aドライブ」に挿入してください。 2.DOSプロンプトを開きます。  [例] Windows95/98 の場合   「スタート」ボタンをクリックし、「プログラム」->「MS-DOSプロンプト」 3.ダウンロードしたファイルのあるディレクトリへ移動します。   [例] 「E」ドライブのディレクトリ「DOWNLOAD」にある場合   以下のようにキーボードで入力します   C:\WINDOWS>E: [Enter]   E:\>cd \DOWNLOAD [Enter] 4.以下のようにキーボードで入力し、ファイルを解凍します。 E:\DOWNLOAD>ISB0470.EXE [Enter]   ISB047.BAT   ISB047.TXT   ISB047WW.DSK LOADDSKF.EXE のファイルが作成されます。 5.以下のようにキーボードで入力し、画面の指示に従いドライバーディスケット   を作成をしてください。 E:\DOWNLOAD>ISB047.BAT A: [Enter] ========================================================================== 【ファイル紹介】 2000年 4月25日 IBM ThinkPad 390X システム・プログラム・サービス・ディスケット ディスケット・バージョン:0.47 BIOSバージョン:iSB047WW −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− このディスケットについて *このディスケット(フロッピー・ディスク)には、ThinkPad本体内のシステム プログラム(BIOS等)を更新するソフトウェアが入っています。システム・プ ログラムを更新することにより、問題の解決や機能の追加、拡張ができます。 次のモデルが対象になります(日本での未発表製品も含みます)。  −ThikPad 390X *現在問題なくシステムをお使い頂いている場合は、必ずしもシステム・プロ グラムを更新する必要はありません。 そのままお使いください。 システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、「問題解決 /変更の概要」の章を参照してください。 *システム・プログラムの更新は、「システム・プログラムの更新のしかた」 の章を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョン情報(日本での未発表製品/未発表バージョンも含みます。) ディスケット BIOS Version BIOS Date バージョン (バージョン)(日付) 内容 0.30 iSB030WW 09/06/99 第一版 0.34 iSB034WW 10/27/99 問題の解決 0.35 iSB035WW 11/08/99 問題の解決 0.36 iSB036WW 11/16/99 IBM Turbo 16/4 Token-Ring PC Card 2のサポートと問題の解決 0.38 iSB038WW 11/22/99 問題の解決 0.42 iSB042WW 11/24/99 Windows 2000のサポートと問題の解決 0.45 iSB045WW 11/26/99 問題の解決 0.46 iSB046WW 11/27/99 問題の解決 0.47 iSB047WW 11/28/99 問題の解決 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問題解決/変更の概要 (日本での未発表製品/未発表バージョンも含みます。)  (参考) n.nnは、ディスケットのバージョンを示します。 xxxxxxxxは、BIOSのバージョンを示します。       (新)は、新機能または機能の拡張を示します。 以下の問題が、ディスケットの各々のバージョンで解決されました。 <0.30 - ISB030WW> −(新)ThinkPad 390Xのサポート。 <0.34 - ISB034WW> −(Windows NT) ハイバネーション・タイマーでハイバネーション・モード入る と、通常の操作状態に戻った時に画面が真っ黒になる。 −オペレーティング・システムからパラレル・ポートのモードをEPPに変更した 結果が、IBM BIOS Setup Utilityの設定で反映されない。EPPモードは正しく 動作する。 −(Windows 95, 98, NT) サスペンド後30分でハイバネーション・モードに入る よう設定しても、ハイバネーション・モードに入らない。 −(Windows 98) サスペンド中に外付けディスプレイを外すと、液晶ディスプレ イの画面は暗くなったままである。 −以下の条件が全てそろった場合、サスペンド・モードから通常の操作状態に 戻る時にカーソルが表示されない。 1.始動パスワードを設定。 2.「ドックに接続時のサスペンド/ハイバネーション」オプションが使用可 能に設定。 3.拡張ポート・リプリケ−ター(EtherJet機能付)に接続。 −「バッテリーの電圧降下によるハイバネーション」オプションを使用すると、 あらかじめサスペンド・モードに入っていた状態でバッテリー残量が少なく なると、自動的にハイバネーション・モードに入る代りにシステムの電源が 切れてしまう。 −LCDオフ・タイマーが動作して液晶ディスプレイの画面が消えた後に何かキー を押して復帰しようとしても、画面は消えたままである。 −(Windows 95, 98) シャットダウン完了直前に液晶ディスプレイを閉じると、 システムが勝手に再起動してしまうことがある。 <0.35 - ISB035WW> −IBM BIOS Setup Utilityの「Startup」の項で、USAキーボード配列の+、− キーでしか起動の順番を変更できない。代わりにF5, F6キーでも変更できる ようになりました。 <0.36 - ISB036WW> −(新)IBM Turbo 16/4 Token-Ring PC Card 2のサポート。 −「IBM BIOS Setup Utility」の「Startup」->「Network」で、「Hard Drive」 が常に!マーク付きで使用不可(disabled)になったまま、Shift+1キーを押し ても使用可能(enabled)にならない。よってWOL(Wake on LAN)でシステムを起 動できない。 −WOLで起動後、IBM画面の途中でシステムがハングすることがある。 <0.38 - ISB038WW> −1個または2個の256MBメモリー・モジュールを搭載すると、システムが正しく 動作しない。 <0.42 - ISB042WW> −(新)Windows 2000のサポート。 −(新)Celeron 500MHzのサポート。 −(新)システムが異常停止した場合のシステム温度管理の改善。 −12インチ液晶ディスプレイ・モデルで画面上にゴミが表示される。 −LANClient Control Manager (LCCM)環境下で「Flash over LAN」機能 (LAN 経由でBIOSを更新する機能)を実行すると、システム再起動の際にハングす ることがある。 −外付け数値キー・パッドからパスワードの入力ができない。 −ハイバネーション・モードから通常の操作状態に戻ると、拡張ポート・リプ リケ−ター(EtherJet機能付)に挿入されたPCカードが動作しなくなる。 −新revisionのビデオ・チップのサポート。 −新タイプの14インチ液晶ディスプレイのサポート。 <0.45 - ISB045WW> −以下の条件を全て満たすと、液晶ディスプレイの画面に何も表示されず、キ ーを押しても何も変わらないことがある。Fn+F7キーを何回か押すと、画面 が復帰する。 - 「LCDを閉じてもサスペンドしない」オプションを使用する。 (「Suspend when LCD is closed」オプションを「No Suspend」にする。) - 「LCD off Timer」を使用する。 - 外付けディスプレイは接続しない。 - 液晶ディスプレイを一度閉じる。 - 「LCD off Timer」がセットした時間で作動した後に、液晶ディスプレイ を開ける。 <0.46 - ISB046WW> −Fn+F11キーを押した後にコンピュータを再起動すると、「IBM BIOS Setup Utility」の画面に入ってしまう。 −「画面のプロパティ」の「スクリーン セーバー」の設定で「低電力スタン バイ」と「電力断」を使用するようにしていると、液晶ディスプレイを閉じ て開けた後LCDオフ・タイマーが動作しない。 −(イーサネット内蔵モデルのみ) PXE (Preboot eXecution Environment)ブート環境で、「IBM BIOS Setup Utility」のStartup->Networkの設定が工場出荷時の設定のままだと、 Wake on LAN機能でPXEブートできない。Startup->Networkの設定で、 「Intel UNDI, PXE-2.0」デバイスがトップになるように変更する必要がある。 −ごくまれに、IBMロゴ画面でシステムがハングすることがある。 <0.47 - ISB047WW> −正しいUUIDデータが書き込まれていない場合、システムの再起動時にIBMロゴ 画面でハングする。 −外付けディスプレイのオプションで「独立ディスプレイ・タイミング」機能 を使用し、LCDと外付けディスプレイの画面の切り替えを何度か行うと、外付 けディスプレイが画面一杯に表示されなくなってしまう。 今後は「独立ディスプレイ・タイミング」機能を使用する場合、画面の切り 替えができなくなるようにしました。 −(Windows 2000のみ)「独立ディスプレイ・タイミング」機能を使用する、ま たはテレビ出力を使用する場合、画面の切り替えができないはずなのにでき てしまう。 −始動パスワードを設定していると、サスペンド状態から通常の操作状態に戻 る場合、まれにマウス・カーソルが表示されないことがある。 −搭載メモリーが256MB以上で、かつ拡張ポート・リプリケ−ター(EtherJet機 能付)を接続していると、ネットワーク機能が正しく動作しない。 −CD-ROMドライブにCDを入れておくと、CD-ROMドライブのモーターが止まらな くなってしまうことがある。 −CPUの新ステッピング(B0)のサポート。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− システム・プログラムの更新のしかた (注意) システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、「問題解決 /変更の概要」の章を参照してください。 ****************************** この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその 他の確認をしてください。 ****************************** (注意)   −システム・プログラムを更新するには、ACアダプター、及び充電済み のバッテリー・パックが必要です。   −ポート・リプリケーターがThinkPadに接続されている場合は、    取り外してください。   −ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットと同 じ、又はそれ以降のバージョンのシステム・プログラムが既にシステム    に組み込まれている場合は、このディスケットからシステム・プログラ    ムを更新する必要はありません。    導入プログラムは、現在システムに組み込まれているシステム・プログ    ラムのレベルを自動的に調べて、お知らせします。 −もし、システム・プログラムの更新中に以下のメッセージが表示された    まま止まってしまう、 " Updating System BIOS ....... "    又は、更新終了時に以下のメッセージが表示されてしまう場合、 " >> Error << A hardware error occurred"    システム・プログラムの更新ができていない可能性があります。    その場合は電源スイッチを5秒以上押し続け、一度ThinkPadの    電源をオフにし、再び電源をオンにしてシステムが起動するか確認して    ください。 システムが起動する場合、システム・プログラムの更新ができていませ    ん。 システム自体には異常はなく、更新前のシステム・プログラムの    ままお使いいただくことが出来ます。 システム・プログラムの更新を    ご希望のお客さまは修理サービスまでご連絡ください。    システムが起動しない場合、システム自体に異常があります。修理サー    ビスまでご連絡ください。  1.この説明書を印刷するか、他のコンピューターに表示してください。  2.コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けてください。  3.ディスケット・ドライブにシステム・プログラム・サービス・ディスケ ットを入れて、電源を入れてください。  4.このシステム・プログラム・サービス・ディスケットでは、日本語の表 示・入力はできません。 電源を入れた後に下記の画面が表示されます。 ---------------------------------------------------------------- IBM ThinkPad System Program Service Diskette Version 0.47 Licensed Material - Property of IBM (C) Copyright IBM Corp. 1998 All Rights Reserved. This utility updates the system program to the current level. Press <1> to continue, <0> to exit. >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> Important <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< Do not power off during an update. Otherwise your system may be damaged. ---------------------------------------------------------------- この画面に対しては、キーボードの数字キー、’1’を押してください。  5.続けて、画面に次のようなメッセージが表示されます。 この画面は、1分間ほど続きます。 Updating....... >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> Important <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< Do not power off during an update. Otherwise your system may be damaged.  警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  上記の画面が表示されている最中に、  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、  絶対に電源を切ったり、サスペンドしたり、読み取り中のディスケットを  、、、、、、、、、、、、  抜いたりしないでください。  システム・プログラムの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボード  の交換が必要となる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店  にThinkPadをお持ちいただくことになります。このサービスは有償  の場合もあります。  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 6.更新が正常に終了すると画面上に、次のようなメッセージが表示されます。 System program has been updated successfully. Turn off the power and restart the system.  7.ディスケット・ドライブからシステム・プログラム・サービス・ディス    ケットを取り出します。  8.電源スイッチを5秒以上押し続け、ThinkPadの電源をオフにし    ます。 以上でシステム・プログラムの更新が完了しました。  システム・プログラムの更新が完了したら、システムの再設定を行います。 9.ThinkPadの電源をオンにします。 10.画面右下に「Press F1 for IBM BIOS    Setup Utility」が表示されたら、F1キーを押します。   「IBM BIOS Setup Utility」の画面が表示される    まで待ちます。 11.始動パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れます。 12.F9キーを押します。(Setup Defaults) 13.「Yes」を選び、標準設定に戻します。 14.F10キーを押します。(Save and Exit) 15.「Yes」を選び、保存・終了を行います。 16.システムは自動的に再起動します。 以上でシステムの再設定が完了し    ました。  これで全ての作業は完了です。 注意事項 1.更新ができない場合は画面上に、例えば、次のようなメッセージが表示さ れます。 >> Error << This process requires a highly charged battery to avoid an accidental power off during an update. After install a highly charged battery, reboot the System Program Service Diskette. バッテリー・パックが装着されていないか、バッテリー・パックの充電 が足りません。 ディスケットを取り出して電源を切り、バッテリー・パックをチェック してください。 2.ACアダプターが装着されていない場合は、次のようなメッセージが表示 されます。 >> Error << This process requires AC power to avoid an accidental power off during an update. After connect the AC adapter to the computer, reboot the System Program Service Diskette. ディスケットを取り出して電源を切り、ACアダプターを装着してくだ さい。 3.このディスケットでサポートされていないシステムに、使用しようとした 場合は、次のようなメッセージが表示されます。 >> Error << This diskette does not support this system. このディスケットでは、システムROMは更新できません。直ちに使用 を中止してください。ディスケットを取り出して電源を切ってください。 4.古いシステムROMに更新しようとしたとき、次のようなメッセージが表 示されます。 >> Warning << Continuing with this process will install downlevel system program than currently installed in the system. If unsure, do not continue. Press <1> to continue, <0> to exit. キーボードの数字キー’0’を押して、中止してください。その後、電 源を切ってください。 システム・プログラムの情報 BIOSのバージョンは、次の方法で確認できます。 1.ThinkPadの電源をオンにします。 2.画面右下に「Press F1 for IBM BIOS Setup Utility」が表示されたらF1キー を押します。「IBM BIOS Setup Utility」の画面が表示されるまで待ちます。 3.画面上で「Config」を選択し、次に「System Board」選択すると、 BIOS Version(バージョン)が表示されています。 ディスケット・バージョンとの対応については、前述の「バージョン情報」を ご覧ください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 * IBM, OS/2 および ThinkPad は、IBM Corporation の登録商標です。 * LANClient Control Manager は、IBM Corporation の商標です。 * Celeron は、Intel Corporation の商標です。 * Windows は、Microsoft Corporation の登録商標です。 その他の社名、製品名、サービス名は、他社の登録商標、商標またはサービス マークです。 ==========================================================================  ドライバーの作成やダウンロードがどうしてもうまく行かない・または不安 があるお客様は、PC DOCKにてドライバーをお分けしております。(有償)  ドライバーの作成後、そのアップデートに自信がない方は、PC DOCKにて作業を 承ります。(有償) ========================================================================== ダウンロードファイル名を『ISB0470.EXE』として下さい。