************************************************************************ * * * このディスケットには、IBM ServeRAID アダプター 構成ユーティリティ * * バージョン 2.80が含まれています。 * * * ************************************************************************ IBM* ServeRAID アダプター インストール方法 ディスケット 1 - ServeRAID Configuration Diskette ディスケット 2 - ServeRAID Device Drivers and Utilities Diskette 管理/モニター IBM OS/2*版 管理/モニター Novell NetWare** 3.12、4.1X版 管理/モニター サーバー・ユーティリティ OS/2版、NT版、NetWare版 ディスケット 3 - ServeRAID Administration and Monitoring Utility Diskette 管理/モニター Microsoft NT/Win95**版 注 ディスケットの最新版は WWW の http://www.pc.ibm.com/servers から入手できます。 目次 ==== 1.0 オペレーティング・システムのインストール および RAID管理 1.1 OS/2 のインストール手順 1.2 Windows NT 3.51/NT 4.0 のインストール手順 1.3 CD-ROMブート・サポートを使用したCD-ROMからの Windows NT 4.0 の インストール手順 1.4 NetWare 4.1X のインストール手順 1.5 NetWare 3.12 のインストール手順 1.5.1 NetWare での管理/モニター 1.6 CD-ROMアクセス用DOSドライバーのインストール: 2.0 IBM ServeRAID アダプター 管理/モニター ユーティリティ 2.1 紹介 2.2 スタンドアロン バージョンの要件 2.3 クライアント/サーバー バージョンの要件 2.4 クライアント/サーバー のインストール方法 2.5 サーバー アプリケーションの使用法 2.6 管理/モニター ユーティリティの使用法 3.0 論理ドライブの移行のオペレーティング・システム固有の使用法: 4.1 紹介 4.2 RAIDレベルの変更 4.3 空きスペースの増加 4.4 論理ドライブサイズの増加 4.0 見つかっている問題・現象 5.0 商標および特記事項 1.0 オペレーティング・システムのインストール および RAID管理 1.1 OS/2 のインストール手順 注 論理ドライブがライト・バック(WB)モードに設定されている場合、 OS/2のインストール中はライト・スルー(WT)モードに変更しておく 必要があります。インストール終了後、論理ドライブをライト・バ ック(WB)モードに戻すことができます。 1. OS/2のインストール・ガイドの指示にしたがって、OS/2をインストールして ください。 インストール中に ServeRAIDのデバイス・ドライバーをロードするには、 ファイル IPSRAID.ADD を Device Driver/Administration and Monitor ディスケットの OS2 サブディレクトリから、OS/2のディスケット1に コピーして、以下の行を OS/2のディスケット1の中の CONFIG.SYS に 追加してください。 BASEDEV=IPSRAID.ADD ディスケット1に IPSRAID.ADDをコピーするのに十分なスペースが無い場合、 使用していないデバイス・ドライバーをディスケット1から削除してスペース を作ってください (ファイルを削除する前にディスケット1のバックアップ・ コピーを作成しておいてください)。ドライバーを削除するときは、 CONFIG.SYSファイルから該当する BASEDEVステートメントを削除してください。 2. OS/2のインストール後、ServeRAID Adapter Device Driver and Utilities Diskette をディスケット・ドライブに入れてください。 3. OS/2コマンドプロンプトで DDINSTAL と入力してください。 4. メニューから "IBM ServeRAID アダプター ADD インストール" を 選択してください。 DDINSTALL は CONFIG.SYSファイルに "BASEDEV=IPSRAID.ADD" を挿入し、 以下のファイルを OS2 サブディレクトリにコピーします: IPSRAID.ADD - デバイス・ドライバー IPSRADM.EXE - RAID 管理/モニター 以下のファイルは \OS2\HELP ディレクトリにコピーされます: IPSRADM.HLP - RAIDADM.EXE のヘルプ・ファイル 5. CONFIG.SYS ファイルをエディタで開いてファイル中に "BASEDEV=IPSRAID.ADD" ステートメントが1つだけであることを確認してください。また、IPSRAID.ADD ドライバーがロードされているパスをチェックして、正しいドライバーがインス トールされていることを確認してください。 注 : システムに 1つ以上の RAID または SCSIアダプターがある場合、 CONFIG.SYS中でブート・デバイスを持つアダプターの BASEDEV ステートメントが他の RAID または SCSIアダプターの BASEDEV ステートメントよりも前にあることを確認してください。 また、サービス・パックをインストールした後は、IPSRAID.ADD ドライバーがロードされているパスをチェックして、正しいドラ イバーがインストールされていることを確認してください。 6. システムを再始動後、以下のように入力すると IBM ServeRAID管理 を起動 することができます: OS/2 サブディレクトリで IPSRADM [/lf=d:\path\logfile] と入力 ここで、d: はログファイルを作成するドライブです。 logfile は IPSRADMのメッセージがログされるファイル名です。 注: /lf が省略されたときは、OS2 サブディレクトリにデフォルトのログ ファイルが作成されます。/lf スイッチが使用するときは、ドライブ d: と パス \path が存在することを確認してください。存在しない場合、 IPSRADMはサブディレクトリを作成しません。 プログラム・アイコンをテンプレート・フォルダーからデスクトップにドラッグ して IPSRADMを OS/2に登録することもできます。プログラム - 設定 ノート ブックの プログラム ページで以下のように入力してください。 o パスおよびファイル名: c:\os2\ipsradm.exe o パラメータ: /lf=d:\path\logfile 一般 ページでタイトルに ServeRAID と入力し、テンプレートからチェック マークをはずしてください。 1.2 Windows NT 3.51/4.0 のインストール手順 1. Windows NTのマニュアルの指示にしたがってサーバー用のハード・ディスクを 準備してください。 2. "Windows NT セットアップ"画面で "高速" または "カスタム セットアップ" を 選択してください。 3. インストール・プログラムがシステムにインストールされている SCSIアダプ ターをスキャンします。スキャンが完了したら、"S"を選択して "追加の SCSIアダプタの構成"に進んでください。 4. SCSIアダプターのリストから その他 を選択してください。 5. "ハードウェア メーカー提供のサポート ディスク"を挿入してくださいと表示 されたら、ServeRAID Adapter Device Driver and Utilities Disketteを ディスケット・ドライブに入れてください。 6. "IBM ServeRAID アダプター" を選択して Enterを押してください。 7. Windows NTのマニュアルの指示にしたがって通常のインストールプロセスを 続行してください。 8. NTのインストールが完了したら、最新の Service Pack を適用してください。 9. ServeRAID Administration and Monitoring Utility Disketteを挿入して 管理/モニター機能をインストールすることできます。 1.3 CD-ROMブート・サポートを使用したCD-ROMからの Windows NT 4.0 の インストール手順 1. サーバーを電源オンしてください。 2. ServeRAID BIOSメッセージが表示されたら Ctrl+I を押してください。 3. Mini-Configuratorメニューから Advanced Function を選択してください。 4. Boot-CDROM and Int13 Extensions を選択してください。 5. BIOS Support for Bootable CD_ROM が Yes に設定されていない場合は選択して ください。 6. MiniConfigurator を終了して、システムを再始動してください。 7. NT 4.0のCD-ROMを CD ROMドライブに挿入してください。 8. NT セットアップ メッセージで F6 を押してください。 セットアップはシステムのハードウェア構成を検査しています... 9. インストール・プログラムがシステムにインストールされている SCSIアダプ ターをスキャンします。スキャンが完了したら、"S"を選択して "追加の SCSIアダプタの構成"に進んでください。 10. SCSIアダプターのリストから その他 を選択してください。 11. "ハードウェア メーカー提供のサポート ディスク"を挿入してください と表示 されたら、IBM ServeRAID Adapter Device Driver and Utilities Disketteを ディスケット・ドライブに入れてください。 12. "IBM ServeRAID アダプター" を選択して Enterを押してください。 13. 通常のインストールプロセスを続行してください。 1.4 NetWare 4.1X のインストール手順 NetWare 4.1Xのマニュアルの指示に従ってください。インストール中に、 最新の NWPAモジュール および IPSRAID.HAMドライバーが使用されている ことを確認してください。このディスケットのリリース時点での最新の NWPA.NLM および IPSRAID.HAMドライバーは ServeRAID Device Driver and Utilities Diskette の NetWare ディレクトリの中に含まれています。 注 : ServeRAIDアダプターに接続されているディスク以外の装置 (CD-ROM、テ ープなど) は異なる SCSIチャネルに接続されている場合でも独自の SCSI- IDである必要があります。例えば、SCSI-ID 6 のCD-ROMがチャネル 1に接 続されていて、テープ・ドライブをチャネル 2に接続するときはテープ・ ドライブは同じSCSI-ID 6を持つことはできません。 NetWare 4.1X インストール: ========================== 1. NetWareのインストール・プロセスの途中で、NetWare サーバー・インストール 画面がロードされ、次のように表示されます サーバー・ドライバーの選択 - ディスク・ドライバー 2. ServeRAID Device Driver and Utilities Diskette からドライバーを インストールするには Ins (Insert) キーを押してください。INSTALL.NLMが パス A:のルート・ディレクトリを検索するというメッセージが表示されます。 Enterキーを押して続行してください。 3. ディスケット上で見つかったドライバーのリストが表示されます。 ドライバー IPSRAID.HAMを選択してください。 4. NetWare の指示にしたがって、インストールを完了させてください。 既に存在しているNetWare 4.1Xへの ServeRAID HAM のインストール ============================================================= 1. サーバーのコンソール・プロンプトで LOAD INSTALL と入力してください。INSTALL.NLMがロードされ、NetWareサーバーの インストール画面が インストールオプション と共に表示されます。 2. インストールオプション画面で、"ドライバオプション"を選択してください。 3. ドライバーオプション画面で、次を選択してください。 "ディスクおよび記憶装置デバイスのドライバの設定". 4. ディスク・ドライバーの選択画面の、追加ドライバーに対する操作 の下で "追加のドライバのロード"を選択してください。 5. ServeRAID Device Driver and Utilities Diskette からドライバーを インストールするには Ins (Insert) キーを押してください。INSTALL.NLMが パス A:のルート・ディレクトリを検索するというメッセージが表示されます。 Enterキーを押して続行してください。 6. ディスケット上に見つかったドライバーのリストが表示されます。 ドライバー IPSRAID.HAMを選択してください。 1.5 NetWare 3.12 のインストール手順 NetWare 3.12のマニュアルの指示に従ってください。IBM ServeRAID のドライバー IPSRAID.HAM は NetWareのディレクトリーの中に含まれています。NetWare ディレクトリに含まれている INSTALL.BATを使用してすべての必要なファイルを サーバーのディレクトリにコピーすることができます。INSTALL.BATは必要な NetWareモジュールをロードするように STARTUP.NCFも更新します。 次の 2通りの方法のどちらかで NetWare 3.12 をインストールできます: 方法 1 1. コマンドプロンプトで次のように入力して、NetWareをインストールする ディレクトリを作成します。 MD SERVER.312 ここで、SERVER.312 はサーバー・ソフトウェアをインストールするディレク トリです (NetWare 3.12のデフォルト)。他のパスを使用する場合は NetWare のインストール中にそのパスを指定してください。 2. ステップ 1で作成した新規サーバー・ディレクトリに移動してください。 ステップ 1の例では次のように入力してください。 CD SERVER.312 3. ServeRAID Device Driver and Utilities Diskette を挿入して、DOS コマンドプロンプトで次のように入力してください。 A:\NETWARE\INSTALL 4. 最初のNetWareのプロンプトまで NetWare 3.12 の指示に従ってください。 DOWN EXIT と入力して、サーバーをダウン、終了してください。 5. ステップ 1で作成したサーバーのディレクトリではない場合は、サーバーの ディレクトリに移動してください。コマンドプロンプトで SERVER と入力してサーバーを開始してください。NetWareのプロンプトで LOAD INSTALL と入力し、NetWareの指示に従ってインストールを続行してください。 方法 2 1. 最初のNetWareのプロンプトまで NetWare 3.12 の指示に従ってください。 DOWN EXIT と入力して、サーバーをダウン、終了してください。 2. 次のように入力してサーバーのディレクトリに移動してください。 CD SERVER.312 サーバーのパス名が SERVER.312 ではない場合は CD path_name と入力して ください。ここで path_name はサーバーのディレクトリです。 3. ServeRAID Device Driver and Utilities Diskette を挿入して、DOS コマンドプロンプトで次のように入力してください。 A:\NETWARE\INSTALL 4. コマンドプロンプトで SERVER と入力してサーバーを開始してください。NetWareのプロンプトで LOAD INSTALL と入力し、NetWareaの指示に従ってインストールを続行してください。 注: INSTALL.BAT は NetWare 3.12 にのみ使用してください。IPSRAID.HAMが ロードされる前に下記の NetWareパッチがロードされなければなりません。 これらのモジュールを STARTUP.NCF でロードさせない場合 (ステップ 3 で記述したように STARTUP.NCFは INSTALL.BATによって更新されます)、 次のようにして手動でロードできます: LOAD NPAPATCH.NLM LOAD NWPALOAD.NLM LOAD IPSRAID.HAM 必要なパッチやその他のサポート・ファイルはディスケットの NetWare ディレクトリに含まれています。また、NetWare ディレクトリには NWASPI.CDM, Novell's generic ASPI support CDM も含まれています。 この CDM は ASPIコールをインターセプトして NWPAアーキテクチャで 動くようにします。Novellの ASPIサポートが必要な場合は次のように 入力してこのファイルをロードする必要があります。 LOAD NWASPI.CDM 1.5.1 NetWare での管理/モニター NetWare 管理プログラムをロードするには、サーバーのコンソールで LOAD IPSRADM.NLM と入力してください。IPSRADM.NLMはディスケットの NetWareディレクトリに 含まれています。 NetWare SFT IIIがインストールされている場合に、NetWare版管理プログラムを ロードするには、ミラーされているサーバー・エンジンで IPSRADM.NLMをロード してください。プライマリおよびバックアップ・サーバーの ServeRAIDアダプター は、NetWare版管理プログラムからは1台のサーバーに存在しているように見えます。 注: 再構築、同期、論理ドライブの移行がプロセス中は ESCキーを押して IPSRADM.NLMを終了することはできません。これらが操作が実行中に IPSRADM.NLMを終了させるには、IPSRADM.NLMをアンロードしてください。 1.6 CD-ROMアクセス用DOSドライバーのインストール: 1. DOSがまだインストールされていなければ、ServeRAIDアダプターに接続されて いるブート・ドライブに DOSをインストールしてください。 2. ServeRAID Device Driver and Utilities Disketteをディスケット・ドライブに 挿入し、 CD DOS と入力して、Enterを押してください。 3. UINSTALL と入力して、指示に従って CD-ROMサポートに必要なドライバーと   サポート・プログラムのインストールを完了してください。(DOSを英語モード に切り替えてから、UINSTALLを実行してください) 2.0 IBM ServeRAID アダプター 管理/モニター ユーティリティ 2.1 紹介 管理/モニター ユーティリティはアダプターの構成、管理、監視に使用することが できます。スタンドアロン バージョン (アダプターがインストールされているシス テム上での管理) と、クライアント/サーバー バージョン (アダプターがインスト ールされているシステムをネットワーク上の他のシステムから管理) があります。 2.2 スタンドアロン バージョンの要件 スタンドアロン バージョンには ServeRAIDアダプターが含まれているシステムに インストールされたオペレーティングシステムの種類に応じたプログラムがあります。 現在サポートされているプラットフォーム: - IBM OS/2* - Microsoft Window NT Server/Workstation** 3.51/4.0 - Novell NetWare** 3.12/4.1x 2.3 クライアント/サーバー バージョンの要件 クライアント/サーバー バージョンは クライアントとして TCP/IPがインストール された Microsoft Windows 32ビットのワークステーションと、TCP/IPがクライアント およびサーバーの両方で稼動していることが必要です。 このクライアントは以下のプラットフォームで実行できます: - Windows NT Server - Windows NT Workstation - Windows 95 サーバー アプリケーションは現在 IBM OS/2、Microsoft NT Server/Workstation 3.51/4.0、Novell NetWare 3.12/4.1x プラットフォームがサポートされています。 サーバー・アプリケーションは、ServeRAID Device Drivers and Utilities Diskette の以下のディレクトリに含まれています: IBM OS/2 版サーバー \remote\servers\os2\ipsadm.exe Microsoft Window NT 版サーバー \remote\servers\nt\ipsadm.exe Novell NetWare 版サーバー \remote\servers\netware\ipsadm.nlm クライアント・アプリケーションは、ServeRAID Administrator and Monitoring Utility Disketteに含まれています。 2.4 クライアント/サーバー のインストール方法 クライアントのインストール: 1) コマンドプロンプトから A:\SETUP を実行する IBM OS/2 サーバー ユーティリティのインストール: 1) ハードディスクに 'IPSRAID' ディレクトリを作成する: 次を入力: MD C:\IPSRAID 2) サーバー・プログラムをコピーする: COPY A:\REMOTE\SERVERS\OS2\IPSADM.EXE C:\IPSRAID\IPSADM.EXE 3) アイコンをコピーする: COPY A:\REMOTE\SERVERS\OS2\IPSADM.ICO C:\IPSRAID\IPSADM.ICO 4) アプリケーション用のアイコンを作成する: a) テンプレート フォルダーを開く。 b) 'プログラム テンプレート'をデスクトップにドラッグする。 c) プログラム タブで次のように入力する: パスおよびファイル名: C:\IPSRAID\IPSADM.EXE d) 一般 タブで次のように入力する: タイトル: IPSRAID 管理/モニター 現在のアイコン: IPSADM.ICO e) 新規アイコンをダブルクリックして、管理プログラムにアクセスする。 Microsoft Windows NT Server/Workstation サーバー ユーティリティのインストール 1) ハードディスクに 'IPSRAID' ディレクトリを作成する: 次を入力: MD C:\IPSRAID 2) サーバー・プログラムをコピーする: COPY A:\REMOTE\SERVERS\NT\IPSADM.EXE C:\IPSRAID\IPSADM.EXE 3) アイコン・ファイルをコピーする: COPY A:\REMOTE\SERVERS\NT\IPSADM.ICO C:\IPSRAID\IPSADM.ICO 4) NT 3.51 - ユーティリティを入れるグループを選択するか、新規グループを 作成する: 「管理ツール」グループをオープンする、または、「IPSADM 管理/モニター」 グループを新規作成する。 5) NT 3.51 - アイコン メニューを開いて、登録とグループの作成... を選択する。 6) NT 3.51 - 'アイコンの登録'が選択されているのを確認して 'OK' をクリック する。 7) NT 3.51 - 次のように入力する: タイトル: IPSRAID 管理/モニター サーバー コマンド ライン: C:\IPSRAID\IPSADM.EXE 実行時のディレクトリ: C:\IPSRAID 8) NT 4.0 - ユーティリティのショートカットを作成する: デスクトップで右クリックして、新規作成、ショートカットを選択する。または エクスプローラで IPSRAIDディレクトリをハイライトして、ファイル メニュー から 新規作成、ショートカットを選択する。 9) NT 4.0 - ショートカットの作成 ウィンドウで: C:\IPSRAID\IPSADM.EXE と入力するか、参照ボタンをクリックして IPSADM.EXE ファイルを開く。 10) NT 4.0 - 次へ をクリックする。 11) NT 4.0 - 名前の指定 ウィンドウで: IPSRAID 管理/モニター サーバー と入力する。 12) NT 4.0 - 完了 をクリックする。 13) NT 4.0 - ショートカットのプロパティを開く: アイコン上で右クリックして、プロパティ を選択する。 14) NT 4.0 - ショートカット ノートタブをクリックする。 15) 'アイコンの変更'をクリックする。 16) 情報ウィンドウで 'OK' をクリックする。 17) 'アイコンの変更' ウィンドウで: C:\IPSADM\IPSADM.ICO と入力するか、参照 をクリックして C:\IPSADM\IPSADM.ICOを選択する。 18) アイコンでの 'OK' をクリックする。 19) プログラム プロパティでの 'OK' をクリックする。 20) 新規アイコンをダブルクリックして、管理プログラムにアクセスする。 Novell NetWare 3.12/4.1x サーバー ユーティリティのインストール 1) 次のどちらかの方法で、ファイル'A:\REMOTE\SERVERS\NETWARE\IPSADM.NLM'を NetWare サーバーにコピーする: - DOS プロンプトで, copyコマンドで NLMをサーバーにコピーする。 次のように入力してください: COPY A:\REMOTE\SERVERS\NETWARE\IPSADM.NLM C:\NWSERVER\IPSADM.NLM - ネットワーク上のクライアントから、NLMを NetWareディレクトリの1つに コピーする。次のように入力してください: COPY A:\REMOTE\SERVERS\NETWARE\IPSADM.NLM \\SERVER\SYSTEM\IPSADM.NLM 2) システムコンソールから NLMをロードする。次のように入力したください: LOAD C:\NWSERVER\IPSADM.NLM または LOAD \SYSTEM\IPSADM.NLM NetWare SFT IIIがインストールされている場合に、サーバー・ユーティリティ をロードするには、ミラーされているサーバー・エンジンで IPSADM.NLMを ロードしてください。ServeRAIDアダプターは、IPSRAID管理/モニターからは 1台のサーバーに存在しているように見えます。 TCP/IPが SFT IIIのもとで正しくインストールされていることを確認して ください。TCP/IPのインストールに関する追加情報は、NetWareのインストール マニュアルを参照してください。 2.5 サーバー アプリケーションの使用法 各プラットフォーム用のサーバープログラムは機能的に似ています。サーバー・ プログラムは以下のオプションのコマンドライン・パラメータを使用できます: -p: サーバーがクライアントからの接続を聴取するポート番号を 指定します。 -f: メッセージをログするファイル名を指定します。 -f メッセージをデフォルトのファイル名 ipsadm.log にログします。 -d メッセージを画面にログしないようにします。 -s: セキュリティ情報を含むファイル名を指定します。 -? 使用可能なパラメータのヘルプを表示します。 ポート番号は1台のシステム上で異なるサービスを区別するために TCP/IPで使用 されるパラメータです。IPSADMのデフォルトのポート番号は 1087です。システム の他のサービスが既に 1087を使用している場合は、コマンドラインでこの番号を 変更することができます。 メッセージは画面またはシステム上のテキストファイルにログすることができます。 デフォルトでは標準出力(通常はディスプレイ)にメッセージをログしますが、d パ ラメータを使用してディスプレイへのログをしないようにすることができます。 f パラメータによって、ファイルにメッセージをログすることができます。メッセ ージには、スタートアップ情報、クライアントの接続/切断、エラーメッセージが 含まれます。 セキュリティはサーバーシステム上のオプションのテキストファイルによって保持 されます。ファイルには暗号化されないユーザー名とパスワードが保管されるので ファイルは安全なディレクトリに保管してください。クライアント側でユーザー名 とパスワードが入力されると、サーバーに転送するために暗号化されます。サーバ ーはユーザー名とパスワードの暗合化を解いて、ServeRAIDアダプターへのアクセス 権を確認します。成功すると、アダプターはクライアントからのコマンドを受信し て実行します。デフォルトのディレクトリまたは sパラメータで指定されたディレ クトリにセキュリティファイルが存在しない場合、セキュリティ機能は無効となり、 サーバーユーティリティはすべてのクライアント接続からのコマンドを受け付けま す。 セキュリティファイルのフォーマットは1行に1つの username:password の 組み合わせで、文字列はコロン(:)で分割され、各文字列は最大8文字です。 IPSADM は接続しようとしているクライアントのホスト名を決定するのに名前解決を 使用します。クライアントがリモートのサーバーにアクセスしようとすると、サー バーは接続しようとしているクライアントの名前を探そうとします。名前を探す方 法はサーバーの構成で決定されます。方法としては、ドメイン・ネーム・サーバー または'HOSTS'ファイルあります。構成によっては、設定ミスやDNSへアクセスでき ないときにタイミングの遅延が発生することがあります。問題が解決しないときは ネットワークの構成をチェックしてください。 2.6 管理/モニター ユーティリティの使用法 Windowsクライアント上で 'IPSRAID 管理/モニター'アイコンをダブルクリックして アダプターにアクセスします。 メインウィンドウはインターフェースを初期化します。システムにインストールさ れたアダプターに対してスタンドアロンで実行すると、システムにインストールさ れているアダプターの現在の設定を見ることができます。クライアント/サーバーで 実行すると、アプリケーションは使用しているシステムにはアダプターが存在しな いと報告します。アダプターがインストールされているサーバーにアクセスするに は、'オプション'メニューから'ネットワーク設定'を選択してください。'スタンド アロン'または'クライアント/サーバー'のどちらかを選択するためのウィンドウが 表示されるので、'クライアント/サーバー'ラジオボタンを選択してください。エデ ィットボックスにサーバーのホスト名を入力して、'OK'をクリックしてください。 サーバーでセキュリティ機能が使用されている場合は、ユーザー名とパスワードを 入力する必要があります。 3.0 論理ドライブの移行のオペレーティング・システム固有の使用法: 3.1 紹介 論理ドライブの移行(LDM)は論理ドライブのプロパティを動的に変更できます。 LDMは RAIDレベルの変更、アレイの空きスペースの増加、論理ドライブのサイズ 変更に使用できます。選択されたアレイのすべての論理ドライブが移行されます。 LDMを開始するにはアレイのすべての論理ドライブが OKY状態でなければなりま せん。LDMは操作中の並行I/Oをサポートします。 下記のテーブルは各オペレーティングシステムでサポートしている論理ドライブ の移行の機能をまとめたものです: RAIDレベルの変更 空きスペースの増加 ドライブのサイズ増加 OS/2 はい はい はい Windows NT はい はい はい Netware はい はい いいえ 注: Windows NT/Windows 95で論理ドライブの移行を実行するには、ServeRAID 管理/モニター ユーティリティを使用する必要があります。 3.2 RAIDレベルの変更 'RAIDレベルの変更'機能はドライブを追加したり取り外したりすることで、アレ イ中のあるRAIDレベルのすべての論理ドライブを他のRAIDレベルに移行します。 1つのアレイ中のすべての論理ドライブが同じRAIDレベルである必要があります。 サポートされる構成は以下の通りです: * 2個以上のドライブのアレイに1個ドライブを追加して、RAIDレベル0の論理ドラ イブをRAID レベル5に移行 * 2個のドライブのアレイに1個ドライブを追加して、RAIDレベル1の論理ドライブ をRAIDレベル5に移行 * 3個以上のドライブのアレイから1個ドライブを取り外して、RAIDレベル5の論理 ドライブをRAIDレベル0に移行 例えば、2個のドライブのアレイに3つのRAIDレベル1論理ドライブがある場合、 ハード・ディスク・ドライブを1個追加して3つのRAIDレベル5論理ドライブへ 移行することができます。 'RAIDレベルの変更'機能はオペレーティング・システムに依存せず、論理ドライブ の移行が完了したあと特に必要な操作はありません。 3.3 空きスペースの増加 '空きスペースの増加'は論理ドライブのサイズを変えずにアレイの空きスペースを 増やします。アレイにさらに論理ドライブを追加したいときなどに使用できます。 この機能はすべてのオペレーティング・システムに対して使用できますが、新規論 理ドライブを認識するためにオペレーティング・システムのリブートが必要となる 場合があります。 LDMによってアレイの空きスペースを増加した後、新規論理ドライブを作成するに は管理/モニター ユーティリティを使用してください。その場合は新規論理ドライ ブの初期化および同期を行ってください。各オペレーティング・システムで新規論 理ドライブを使用するには、次のようにしてください: IBM OS/2: * システムをリブートする。 * 'fdiskpm'を実行する。 * 新規ドライブを選択して、パーティションを作成する。 * 変更を保管する。 * システムをリブートする。 * 新規パーティションをフォーマットする。 Microsoft Windows NT: * NT ディスクアドミニストレータを実行する。 * 新規論理ドライブに署名を書き込む。 * 新規空きスペースにパーティションを作成する。 * 変更を保管する。 * 新規ドライブをフォーマットする。 Novell NetWare: * システム・コンソールで 'LOAD INSTALL' と入力する。 * メイン・メニューから 'ディスク・オプション' を選択する。 * '追加デバイスをスキャン'を選択する。 * 'ディスクパーティションおよびHot Fixを変更'を選択して、新規パーティ ションを作成する。 * メイン・メニューに戻る。 * 'ボリュームオプション'を選択する。 * 新規ボリュームを作成するか、新規パーティションを既に存在するボリュー ムに追加できます。 * 新規ボリュームをマウントする。 3.4 論理ドライブサイズの増加 '論理ドライブサイズの増加'はアレイのすべての論理ドライブのサイズをそれぞれの サイズに比例して増やします。この機能は既に定義されている論理ドライブのサイズ を増やす必要があるときに使用します。この機能は既に存在している論理ドライブの サイズの変更をサポートしているオペレーティング・システムでのみ使用できます。 LDMで論理ドライブのサイズを増加した後、次を実行してください: IBM OS/2: * システムをリブートする。 * 'fdiskpm'を実行する。 * 論理ドライブの増加したスペースにパーティションを定義する。 * 変更を保存する。 * システムをリブートする。 * 新規パーティションをフォーマットする。 Microsoft Windows NT: * ディスク スペースは増加しますが、NT ディスク アドミストレータは システムが再始動されるまでスペースが増加されたことを認識できません。 システムをリブートしてください。 * 増加したスペースは新しいパーティションとして定義するか、次のように して既に定義されている NTFSパーティションに追加することができます。 * NT ディスク アドミニストレータを開始してする。 * 増加したスペースをクリックする。 * 増加したスペースを追加する NTFSパーティションで Ctrl を押して マウスの左ボタンをクリックする。 * プルダウン・メニューから パーティション を選択し、"ボリューム セットの拡張..."を選択する。 * ダイアログボックスで "OK" を選択する。 * ディスクアドミニストレータはシステムの再始動を要求します。 Novell Netware: サポートされていません 4.0 見つかっている問題・現象 1. NT版の管理/モニター プログラム(IPSRAIDM.EXE)で、システムに複数の ServeRAIDアダプターがインストールされているとアダプター番号が構成 ユーティリティと異なることがあります。 2. NT版の管理/モニター プログラム(IPSRAIDM.EXE)から Netfinityアラートを 送信すると、Netfinityで誤ったアラート時刻を表示することがあります。 この場合、NTの「コントロールパネル」の「システム」で、以下の環境変数 を設定してください。 環境変数: TZ = JST-9 3. 構成ユーティリティで、アレイを削除した直後、装置の状態が正しく表示 されないことがあります。この場合、「メインメニュー」から「構成の表示」 を選択して、装置の状態を確認してください。 4. NetWare版の管理/モニター プログラム(IPSRADM.NLM)で無効ドライブの交換 時に チャネル 3 の ベイ 14、15、16 にカーソルを移動することができな いという問題が見つかっています。これらのベイを交換する場合は 構成 ユーティリティ、または 管理/モニター サーバー・ユーティリティと NT版 の管理/モニター ユーティリティによるクライアント/サーバー環境 を使用 してください。 5.0 商標およびサービス・マーク このREADMEの中で、アスタリスク (*) のついている下記の用語は 米国およびその他の国における IBM Corporation の商標です: ------------------------------------------ IBM ------------------------------------------ OS/2 ------------------------------------------ Netfinity ------------------------------------------ このREADMEの中で、二重アスタリスク (**) のついている下記の用語は 他社の商標です: 商標: 所有者: -------------------------------------------------------------- NetWare Novell, Inc. -------------------------------------------------------------- Microsoft Windows および Windows NT は Microsoft Corporation の商標または登録商標です。 -------------------------------------------------------------- THIS DOCUMENT IS PROVIDED "AS IS" WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND. IBM DISCLAIMS ALL WARRANTIES, WHETHER EXPRESS OR IMPLIED, INCLUDING WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED WARRANTIES OF FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE AND MERCHANTABILITY WITH RESPECT TO THE INFORMATION IN THIS DOCUMENT. BY FURNISHING THIS DOCUMENT, IBM GRANTS NO LICENSES TO ANY PATENTS OR COPYRIGHTS. Note to U.S. Government Users -- Documentation related to restricted rights -- Use, duplication or disclosure is subject to restrictions set forth in GSA ADP Schedule Contract with IBM Corp.