遅延デリバリー用パッケージの作成

後で配布するパッケージをオフピークの時間帯に作成する場合、 ソフトウェア・パッケージをファイル配布サーバーにプリロードすることができます。

通常、ソフトウェア・パッケージがファイル配布サーバーにコピーされるのは、 ソフトウェア配布を開始したときのみです。 ファイル配布サーバーへのプリロードを行っても、パッケージの配布をすぐに行わない場合には、 遅延デリバリー用パッケージを作成することができます。
  1. IBM Director コンソールの「タスク」ペインで、 「ソフトウェア配布」 > 「すべてのソフトウェア配布パッケージ」の順に展開します。
  2. ファイル配布サーバーにプリロードするソフトウェア・パッケージを右クリックし、 「遅延デリバリー用パッケージの作成」を選択します。
  3. パッケージを IBM Director サーバーの ローカル・ディスクにコピーする場合は、「遅延デリバリー用パッケージの作成」ウィンドウで 「ディスクにコピー」を選択します。 パッケージを IBM Director サーバーに定義された いずれかのファイル配布サーバーに直接コピーする場合は、「遅延デリバリー用パッケージの作成」ウィンドウで 「ファイル配布サーバーにコピー」を選択します。 その後で、「次へ」をクリックします。
  4. 「ディスクにコピー」オプションを選択した場合は、 IBM Director サーバー上の、パッケージを保管する場所を選択します。 「ファイル配布サーバーにコピー」オプションを選択した場合は、 ソフトウェア・パッケージをプリロードするファイル配布サーバーを選択します。 その後で、「完了」をクリックします。
  5. 「ディスクにコピー」オプションを選択した場合、 ディスクに保管されたパッケージ情報を、パッケージの配布元にするファイル配布サーバーに 移送してインストールする必要があります。 まだ行なっていない場合は、IBM Director サーバー・プリファレンスを 更新してファイル配布サーバーを追加し、このファイル配布サーバーを使用するように管理対象システムに指示してください。

親トピック: ソフトウェアの配布

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