サーバー・マシンの集合の整合性を検査することができます。
これを行うためには、サーバー・マシンの集合内に
少なくとも 1 つの Linux ゲスト・システムが必要です。
また、定義されたプロパティーで検証できる構成ドメインが少なくとも 1 つ必要です。
検証されるドメインは、VMRM、ミニディスク、またはネットワークのいずれかです。
スクリプト・ドメインは検証できません。
サーバー・マシンの集合の整合性を検査するには、以下のステップを完了します。
- z/VM システムのサーバー・マシンの集合タスクがまだ開始されていなければ、
操作したい z/VM システムのサーバー・マシンの集合タスクを開始します。
- サーバー・マシンの集合を選択します。
- 「アクション」→「整合性の検査」をクリックします。
注: 代替方法として、サーバー・マシンの集合を
右クリックして、「整合性の検査」を選択することもできます。
- 実際の構成は、サーバー・マシンの集合プロパティーによって暗黙に示される
構成に対して検証されます。
- ミニディスクおよびネットワーク・ドメインの場合、
含まれている Linux ゲスト・システムごとに構成が検証されます。
- VMRM ドメインの場合、VMRM の構成が検証されます。
- スクリプト・ドメインの場合、検証は行われません。
不整合が検出されると、その不整合は「進行状況表示」ウィンドウに
報告され、
Linux ゲスト・システム・アイコンおよび
整合性状況が更新されます。
VMRM の不整合があると、含まれているすべての
Linux ゲスト・システムについて
不整合の状況が示されます。
注: 整合性検査アクション自体が失敗した場合
(たとえば、Linux ゲスト・システムが
オフラインの場合)、Linux ゲスト・システムの
状況は更新されず、失敗が「進行状況表示」ウィンドウに報告されます。