ファイル配布サーバーを使用するように
IBM Director サーバーを構成するには、
以下のステップに従ってください。
- IBM Director コンソールを開始します。
- をクリックします。
- 「サーバー・プリファレンス」ウィンドウで、「ファイル配布サーバー」タブ
をクリックします。
構成済みファイル配布サーバーのすべてのリストが表示されます。
- 「追加」をクリックします。
- 「共用名の追加」ウィンドウの「共用名」フィールドに、
ファイル配布サーバーの名前を UNC 表記を使用して入力します。
FTP をトランスポート・プロトコルとして指定するには、
たとえば ftp:¥¥ServerName¥AccountName のように、
共用名エントリーを ftp: で始めてください。
- 「最大ディスク・スペース」フィールドに、
ファイル配布サーバー上にソフトウェア配布のために割り振ることができる
ディスク・スペースの最大量 (MB) を入力します。
- 「最大管理対象システム」フィールドに、
同時にソフトウェア・パッケージを受け取ることができる管理対象システムの最大数を入力します。
- IBM Director サーバーとファイル配布サーバーとの間でパッケージを送信するために
使用できる帯域幅を制限するには、「サーバーと共用間の帯域幅の制限 (kbps)」チェック・ボックスを
選択します。
入力フィールドに、IBM Director とファイル配布サーバーの間のパッケージ送信に使用できる最大帯域幅を KBps (キロバイト/秒) 単位で入力します。
注: IBM Director サーバーから共用部分にファイルをコピーするために専用接続 (たとえば、ISDN) が使用されるときは、
帯域幅を制限する必要がある場合があります。
- ステップ 5
で FTP ベースのサーバーを指定した場合は、以下の FTP サーバー
に関する情報を指定する必要があります。
- 「FTP サーバーのユーザー ID」フィールドに、
共用にインストールされている FTP サーバーにアクセスすることを許可されたユーザー ID を入力します。
- 「パスワード」フィールドに、このユーザー ID に関連したパスワードを入力します。
- 「パスワードの確認」フィールドに、
このユーザー ID に関連したパスワードを再入力します。
- 「ホーム・ディレクトリー」フィールドには、
ソフトウェア・パッケージをキャッシュするディレクトリーを指定できます。
ディレクトリーを指定しない場合、パッケージは FTP ユーザーに定義されたデフォルト・ホーム・ディレクトリーの
キャッシュに入れられます。
注: i5/OS™ の場合は、
ディレクトリーを指定するか、または通常モードで作動するように FTP サーバーを構成する必要があります。
ディレクトリーを指定することで、IBM Director は、
通常モードで作動するように FTP サーバーを自動的に変更します。
- 「OK」をクリックします。
複数のファイル配布サーバーを使用している場合は、この手順をそれぞれのサーバーごとに繰り返してください。