「サーバー・プリファレンス」ウィンドウ:「ファイル配布サーバー」ページ

このトピックでは、「サーバー・プリファレンス」ウィンドウ:「ファイル配布サーバー」 ページについて説明します。

概要

このページを使用して、指定されたファイル配布サーバーで Director のリソース使用制限を設定します。 Director は、ネットワーク内のサーバー上に作成した共用フォルダーを 使用できるようにすることによって、標準ファイル共用フィーチャーを利用します。

フィールド

共用名
追加
共用名および関連する値をリストに追加でき、必要であれば、ソフトウェア配布 パッケージを指定されたサーバー共用に送るためのトランスポートとして FTP を 定義できるダイアログを表示します。
ファイル配布サーバー情報
共用名
汎用命名規則 (UNC) による表記を使用した、ファイル配布サーバーの名前です。 これは必須フィールドです。 また、IBM Director サーバーから サーバー共用にソフトウェア配布パッケージを送信するために使用するトランスポートを 指定する場合にも、この名前を使用しなければなりません。 デフォルト・トランスポート NetBIOS を使用するには、プロトコルを指定せずに UNC 形式で名前を入力してください。
例えば、NetBIOS トランスポートの使用を指定する UNC 形式のエントリーは、 次のようになります。
¥¥server_name¥data_source
NetWare サーバー共用を指定するには、NetWare ボリュームを 組み込みます。
¥¥server_name¥volume¥data_source
トランスポート・プロトコルとして FTP を指定するには、UNC 名の 前に ftp: を付けます。 例えば、FTP トランスポートの使用を指定する UNC 形式のエントリーは、 次のようになります。
ftp:¥¥server_name
最大ディスク・スペース (MB)
ファイル配布サーバーでソフトウェア配布のために使用できるディスク・スペースの最大量をメガバイト単位で指定します。 デフォルトは 500 メガバイトです。
最大管理対象システム
ソフトウェア配布専用の並行クライアント接続の最大数を指定します。 デフォルトの接続数は 10 です。
サーバーと共用間の帯域幅の制限 (kbps)
このフィールドを使用して、IBM Director が パッケージをファイル配布サーバーにリダイレクトするために使用できる最大帯域幅を K ビット/秒 (kbps) 単位で指定します。 帯域幅を制限したくない場合、このチェック・ボックスを選択しないでください。 デフォルトでは、帯域幅に制限はありません。
ファイル配布サーバーのアカウント情報
ユーザー ID
サーバー共用へのログインに必要なユーザー ID です。
パスワード
ユーザー ID に対応するパスワードを入力します。
パスワードの確認
確認のため、パスワードを再度入力してください。
ホーム・ディレクトリー
ファイル配布サーバーのホーム・ディレクトリーを入力します。
編集
選択した共用名および値を編集します。
除去
選択した共用名をリストから除去します。
選択された詳細
左側のパネルで選択した共用名の詳細が右側のパネルに表示されます。 表示される詳細は以下のとおりです。
  • 共用名
  • 最大ディスク・スペース (MB)
  • 最大システム数
  • 帯域幅の制限 (kbps)
  • FTP サーバーのユーザー ID

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