ソフトウェアの配布

このトピックでは、IBM Director の「ソフトウェア配布」タスクについて説明します。

ソフトウェア配布タスクを使用して、 アプリケーションとデータのインポート、ソフトウェア・パッケージの作成、 および IBM Director 管理対象システム (レベル 0 管理対象システム、レベル 1 管理対象システム、 およびレベル 2 管理対象システム) へのパッケージの配布を行うことができます。 ソフトウェア配布には、標準と Premium の 2 つの版があります。 Premium Edition を使用するには、IBM Director ソフトウェア配布 Premium Edition を購入し、管理サーバーにインストールしておく必要があります。

IBM Director ソフトウェア配布 (標準版) を使用すると、IBM によって 配布されたソフトウェアだけをインポートし、IBM Director の「更新アシスタント」ウィザード のみを使用してソフトウェア・パッケージをビルドすることができます。 Premium Edition を使用すると、次のことが可能です。
  • IBM または IBM 以外のソフトウェアをインポートし、次のウィザードを使用するソフトウェア・パッケージを作成します。
    • 「InstallShield パッケージ」ウィザード (Windows)
    • 「Microsoft Windows Installer」ウィザード (Windows)
    • 「RPM パッケージ」ウィザード (AIX および Linux)
    • 「AIX InstallP」ウィザード (AIX)
  • カスタム・パッケージ・エディターを使用した、IBM または IBM 以外のインポート、およびソフトウェア・パッケージのビルド。
  • 「すでにエクスポートされているパッケージ」ウィザードを使用した、IBM Director で作成されたソフトウェア・パッケージのインポート。
  • 別の管理サーバーで使用するために、ソフトウェア・パッケージをエクスポート。
  • i5/OS™ ライブラリー、オブジェクト、およびインストール済みプログラムの復元。
注: デフォルトで、ソフトウェア配布は TCP を使用します。 管理対象システムで TCP セッション・サポートが使用不可になっている場合、ソフトウェア配布は UDP を使用します。

親トピック: システムの管理

(C) Copyright IBM Corporation 1999,2005. All Rights Reserved.