IBM Director コンソール・インターフェースには、
「グループ」、「グループ・コンテンツ」、「タスク」という 3 つのペインがあります。
ペインの境界をドラッグすれば、ペインのサイズを変更できます。
「グループ」ペインまたは「タスク」ペインと、「グループ・コンテンツ」ペインの間にある
境界をクリックすれば、「グループ」ペインまたは「タスク」ペインのいずれかを
隠すことができます。
注: 「グループ・コンテンツ」ペインを隠すことはできません。
- グループ
- 「グループ」ペインには、デフォルト・グループやユーザー定義のグループなど、
選択可能なすべてのグループがリストされます。
- グループをクリックすると、ツールバーやメニューから実行される特定のタスクについて
そのグループが選択されます。
そのグループは、「グループ・コンテンツ」ペインでも選択されます。
- また、一部のグループについては右クリックすると、そのグループでタスクを実行できる
コンテキスト・メニューが表示されます。
- グループ・コンテンツ
- 「グループ・コンテンツ」ペインには、「グループ」ペインで選択されたグループに
含まれる管理対象オブジェクトがリストされます。
「グループ・コンテンツ」ペインのタイトルは、選択されたグループを示します。
- タイトルをクリックするとメニューがオープンし、表示するグループをそのメニューから選択できます。
- リストされたオブジェクトをクリックすると、ツールバーやメニューから実行される特定のタスクについて
そのオブジェクトが選択されます。
- また、オブジェクトを右クリックすると、そのオブジェクトが選択され、
そのオブジェクトでタスクを実行できるコンテキスト・メニューが表示されます。
それぞれの管理対象オブジェクトのアイコンは、管理対象オブジェクトのタイプと
オンライン状況の両方を示します。
オンライン・オブジェクトのアイコンはカラーで表示され、
オフライン・オブジェクトのアイコンはグレーで表示されます。
管理対象オブジェクトの横にあるパッドロック・アイコンは、
オブジェクトがサーバーによって保護されていて、オブジェクトに関する
インベントリー情報を収集できないことを示します。
オブジェクトへのアクセスを要求するには、管理対象オブジェクトを
右クリックし、
「アクセスの要求」をクリックします。
その管理対象オブジェクトに対してローカル管理権限を持つ有効ユーザー名とパスワードを
指定すれば、システムにアクセスできます。
注: - (BladeCenter シャーシおよび物理プラットフォームのみ) パッドロック・アイコンが
表示されるのは、有効なログイン・プロファイルがサービス・プロセッサーについて
存在しない場合です。
上述のように「アクセスの要求」アクションを使用してシステムにアクセスできます。
- (ISMP システムのみ) ISMP にはユーザー ID とパスワードがないため、ISMP に直接ログインすることはできません。
代わりに、ASM ゲートウェイとしてサービスを提供する
リモート管理アダプターまたはリモート管理アダプター II を
介して、ASM インターコネクト・ネットワークにインストールされた ISMP にアウト・オブ・バンドで
接続します。
- (ASM プロセッサー・システムのみ) 管理プロセッサー・アシスタントを
使用して ASM プロセッサー・システムへのアウト・オブ・バンド・パスを構成し、
ユーザー ID とパスワードを変更して IBM Director コンソールによる
物理プラットフォームへのアクセスを要求します。
- タスク
- 「タスク」ペインには、IBM Director で
実行できるタスクがリストされます。
注: 「タスク」ペイン内のタスクのリストは静的ですが、
すべてのグループや管理対象オブジェクトに対してすべてのタスクが
使用可能というわけではありません。
いずれかのペインのブランク・スペースを右クリックすると、ペインの外観やソートを変更したり、
そのペインに固有のタスクを実行したりすることができるコンテキスト・メニューが表示されます。
例えば、「グループ・コンテンツ」ペインでは、新規管理対象オブジェクトの手動作成、
オブジェクトの検索と表示、または選択されたグループでのアクションの実行が可能です。