ASF の構成

このトピックでは、管理対象システムの ASF を構成する方法について説明します。 使用可能な構成オプションは、ネットワーク・インターフェース・カード (NIC) のタイプおよびそれがサポートする ASF のレベルによって異なります。

ASF を構成するには:

以下のステップに従ってください。

  1. IBM Director コンソールで、管理対象システム上に「ASF の構成」タスクをドラッグします。
  2. 「アラート標準形式」ウィンドウで、以下のステップに従って、NIC 上で ASF を使用可能にします。
    1. 「ASF ハードウェアを使用可能にする」チェック・ボックスを選択します。
    2. 「すべてのプラットフォーム・イベント・トラップを使用可能にする」チェック・ボックスが表示されている場合は、これを選択します。 (このチェック・ボックスは、特定のタイプの NIC の場合にのみ表示されます。)
    3. (ASF 2.0 システムのみ) リモート電源管理を使用可能にするには、 「リモート管理を使用可能にする」チェック・ボックスを選択します。
  3. 「構成」タブをクリックします。
  4. 「構成」ページで、以下の ASF 設定を構成します。
    1. 「管理サーバー (IP アドレス)」フィールドに、PET アラート の送信先となる管理サーバーの IP アドレスを入力します。
    2. ハートビート・アラートが確実に送信されるようにするために、「使用可能」チェック・ボックスを選択して、「ハートビート頻度 (秒)」フィールドに秒数を入力します。
    3. 「最小ウォッチドッグ・タイマー (秒)」 フィールドに、ウォッチドッグ・タイマーの最小秒数を入力します。
    4. 「最小 ASF センサー・ポーリング間待ち時間 (5 ミリ秒単位)」フィールドに、ASF センサー・ポーリング間の最小待ち時間を入力します。
  5. (リモート管理を使用可能にした ASF 2.0 システムのみ) 「リモート管理」 タブをクリックします。
  6. 「リモート管理」ページで、以下の認証鍵を作成または変更します。
    1. 以前に認証鍵を作成していなかった場合は、「キーの生成」 をクリックします。 3 つの認証鍵が生成されます。 認証鍵のコピーが必要な場合は、ここで行ってください。 「適用」をクリックすると、鍵の値がアスタリスクに置き換わります。
    2. 新しい認証鍵を作成したい場合は、「IBM Director コンソールによって認証のために使用される既存の鍵を上書きする」チェック・ボックスを選択します。
  7. 「適用」をクリックします。 認証鍵を作成済みまたは変更済みである場合、それらの鍵は IBM Director サーバーと管理対象システムの両方に書き込まれます。

親トピック: システムを ASF で管理

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