「プロセス・タスク」ウィンドウ

このトピックでは、IBM® Director の「プロセス・タスク」ウィンドウについて説明します。

概要

「プロセス・タスク」 ウィンドウを使用して、Director コンソールの「タスク」ペインに表示されるプロセス・タスクの インスタンスとして保管されるコマンド・プロセスを作成します。 プロセス・タスクを作成して保管した後、そのタスクをシステムに適用して、コマンドを実行できます。 このダイアログは、既存のプロセス・タスクの編集にも使用されます。

メニュー・バー

ファイル >
オープン
「オープン」ダイアログが表示され、既存のプロセス・タスクを選択できます。 選択したタスクの情報は、作成するタスクのフィールドに入力するために使用されます。 次に、いずれかのフィールドを変更し、「別名保管」または 「保管」オプションを使ってそのデータを保管することで、 新しいプロセス・タスクを作成することができます。
保管
このダイアログに表示されているデータを既存のプロセス・タスクの更新データとして保管します。 このオプションは、既存のタスクをオープンするか、このダイアログに既存のタスクの情報 をコピーした場合に使用可能になります。
別名保管
「別名保管」ダイアログが表示され、 このプロセス・タスクに対する新しい名前を入力したり、 既存のタスク名を選択したりすることができます。 既存のタスク名を選択した場合は、既存のタスクを、このタスクに指定したコマンド で上書きするかどうかを確認するプロンプトが出されます。

フィールド

コマンド
コマンド
実行するコマンドのファイル・パスと構文を指定します。
タイムアウト (秒)
このフィールドは、コマンドで完了コードまたはタイムアウトが戻されるまでの待ち時間を秒単位で指定します。 このフィールドは、「ログ」オプションを選択した場合のみ アクティブになります。
ログ
標準出力および標準エラー情報を Director のスケジューラー・ログに記録します。 タスクが開始されると、そのタスクとその実行ヒストリーが「スケジューラー」 ウィンドウの左側のペインにリストされます。 次にリストに表示されたタスクを選択して、関連する実行の詳細を左側のペインに表示できます。 このオプションを選択すると、「タイムアウト (秒)」オプション が使用可能になります。

「ログ」を選択せずにタスクが実行されると、Director はタスクの完了を待機しないため、タスクが正しく完了しても、そのタスクは不明になります。 コマンドが正しく実行依頼されると、実際のタスクの状況には関係なく、そのタスクは完了したものと して表示されます。

ロギングが使用可能であると、Director はタスクの完了を待機します。 タスクが失敗すると、その障害がタスク状況に表示されます。

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