リモート・セッションの確立

このトピックでは、IBM Director で 「リモート・セッション」タスクを使用する方法について説明します。

「リモート・セッション」タスクを使用すると、 「Remote Control」タスクを使用した場合と同様に、リモート管理対象システムでコマンドライン・プログラムを実行できます。 「リモート・セッション」では、「Remote Control」タスクよりも作成されるネットワーク・トラフィックと 使用されるシステム・リソースが少ないため、低帯域環境下では便利です。

注: 同時に複数のリモート・セッションをアクティブにすることができますが、管理サーバー経由で 1 つの管理対象システムに対して実行できるリモート・セッションは 1 つだけです。

「リモート・セッション」タスクを開始するには、 IBM Director コンソールの「タスク」ペインで、 「リモート・セッション」タスクを管理対象システムにドラッグ・アンド・ドロップしてください。 コマンド・プロンプト・ウィンドウに類似したウィンドウが開きます。

UNIX® または Linux® で稼働している管理対象システムをターゲットにする場合、 リモート・セッションは SSH プロトコルを使用します。 管理対象システム上の SSH サーバーが応答しないと、リモート・セッション・タスクは Telnet プロトコルを使用して管理対象システムに接続しようと試みます。
注: (i5/OS™ で稼働している 管理対象システムのみ) リモート・セッション・タスクは Telnet プロトコルだけを使用します。

「リモート・セッション」ウィンドウでテキストを選択して「編集」 > 「コピー」をクリックすると、そのテキストをコピーできます。 また、「編集」 > 「貼り付け」をクリックすることによって、そのテキストを リモート・セッションにインポートできます。

親トピック: システムの管理

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