「システム稼働状況」ウィンドウ

このトピックでは、IBM Director の「システム稼働状況」ウィンドウについて説明します。

メニュー・バー

ファイル
稼働状況レポートのエクスポート
HTML レポートのエクスポート
現在のレポートを、一連の HTML ファイルおよび GIF ファイルとして、 コンソール・マシンのディレクトリーに保管します。 ツリー表示で行われた時刻の変更やシステム選択は、レポートに反映されます。 切り離されたビューは、エクスポートされたレポートの一部ではありません。

グラフを GIF ファイルとして保管するために、「システム稼働状況」では、 別のウィンドウにグラフの一時的なコピーを作成します。 このウィンドウは一時的なものです。

「システム稼働状況」では、レポートを今すぐにオープンしたいかどうかを尋ねる プロンプトを出します。 レポートを今すぐにオープンすることを選択した場合、「システム稼働状況」の外部で デフォルト・ブラウザーが起動し、そのレポートを表示します。 「システム稼働状況」では、この機能を Windows システムでのみ提供しています。

エクスポート機能では、ファイルを置くディレクトリーを指定するようプロンプトを出します。 HTML エクスポートでは複数のファイルがあるため、個別のファイルに名前を付けるオプションは使用できません。 異なるレポートを保管するためには、異なるディレクトリーを選択することをお勧めします。

XML レポートのエクスポート
「システム稼働状況」では、「システム稼働状況」レポートのすべての詳細を含む XML レポート・エクスポート機能を提供しています。 この機能を使用すると、他の XML ユーザーがデータにアクセスして、 標準化された形式でそのデータを提供することができます。 妥当性検査は提供されていません。 ファイルをエクスポートすると、ディレクトリーにある既存のファイルはすべて上書きされます。 レポートをエクスポートするのにディレクトリーの代わりにファイルを選択すると、 選択したファイルの親ディレクトリーが宛先ディレクトリーとなります。
期間の設定
「情報」ウィンドウをカスタマイズして、定義された間隔でデータを表示できます。 「期間の設定」で選択された時間枠のすべてのデータ (その時間枠の直前に開始、または直後に終了したイベントを含む) が処理されます。
設定
問題のあるシステムの設定を定義できる「設定」ウィンドウを表示します。
過去の停止を探す日数: 日
問題のあるシステムについて、何日前からスキャンしたいかを示す日数を指示します。 デフォルトは 30 日です。 時間枠は、エージェントの時刻には関連していません。
すべての使用可能なデータを使用
このチェック・ボックスにチェックが付けられると、エージェントによって報告された すべての稼働状況データが検討されます。
計画外の停止の最少数:
システムに問題があるとしてマークされるまでに発生可能な、計画外の停止の数を指示します。 デフォルトは 1 です。
パーセント
このチェック・ボックスにチェックが付けられると、「計画外の停止」フィールドが、 システムに問題があるとしてマークされるまでに、そのシステムが計画外の停止を行うことができる 時間のパーセントに変更されます。
データが古いと判断される日数: 日
システムに問題があるとしてマークされるまでに、そのシステムが不整合なデータ を報告できる日数を指示します。
印刷
現在作業域に表示されているものを印刷します。 グラフを印刷する場合、そのグラフに関するツール・ヒントと詳細情報は印刷されません。 「エクスポート」を使用して、「印刷」では 得られない情報があれば、ハードコピーを生成することができます。
表示
切り離しビュー
「情報」ウィンドウの現行のタブ付き選択を切り離します。 切り離された情報ウィンドウは、「システム稼働状況」タスクまたは IBM Director コンソールから切り離して、デスクトップ上を移動させることができます。 切り離されたウィンドウに、グラフの静的コピーがそのまま残り、ツリー表示で選択を変更しても変更されません。
システム停止時間の分布
すべてのシステム停止時間のパーセントを表す円グラフを表示します。
システム稼働時間の分布
すべてのシステム稼働時間のパーセントを表す円グラフを表示します。
稼働状況レポート
システム稼働状況のスナップショットを提供します。 このレポートは、ツリー表示の中の現在選択しているシステム (または、ツリーのルートを選択した場合にはすべてのシステム) について測定したものを提供します。
曜日別システム停止
計画された停止と計画外の停止が区別された、停止の頻度を曜日別に測定する棒グラフを表示します。
時間帯別システム停止
計画された停止と計画外の停止が区別された、停止の頻度を時刻別に測定する棒グラフを 表示します。

ツールバー

表示オプション
システム停止時間の分布
すべてのシステム停止時間のパーセントを表す円グラフを表示します。
システム稼働時間の分布
すべてのシステム稼働時間のパーセントを表す円グラフを表示します。
曜日別システム停止
計画された停止と計画外の停止が区別された、停止の頻度を曜日別に測定する棒グラフを表示します。
時間帯別システム停止
計画された停止と計画外の停止が区別された、停止の頻度を時刻別に測定する棒グラフを 表示します。

フィールド

ツリー構造
操作する管理対象システムを表示します。
右側のペイン
システム稼働状況のグラフまたはレポートを表示する「情報」ウィンドウ。
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