プロセス・タスクの作成

このトピックには、プロセス・タスクの作成に関する情報があります。 プロセス・タスクを使用すると、管理対象システムでコマンドライン・プログラムを実行できます。 プロセス・タスクは即時に実行したり、特定の日時に実行されるようにスケジュールしたり、定期的に実行されるようにスケジュールしたりすることができます。

注: システム・アカウント・ユーザーがコマンドラインから実行できるものは、管理対象システムに ログインしているユーザーに関係なく、その管理対象システムに対して実行できることに注意してください。

以下のステップに従ってください。

  1. IBM Director コンソールの「タスク」ペインで、 「プロセス管理」タスクを展開します。
  2. 「プロセス・タスク」サブタスクをダブルクリックします。
  3. 「プロセス・タスク」ウィンドウで、コマンドライン操作に関する情報を指定します。
    1. 「コマンド」フィールドに、完全修飾ファイル名とコマンド構文を入力します。次の情報を考慮してください。
      • i5/OS™ で稼働している 管理対象システムの場合は、コマンドが QShell 環境で実行されます。
      • Windows® で稼働している管理対象システムの場合は、 コマンドの前に次のストリングを入力して、必ず Windows コマンド・シェル・ウィンドウで実行されるようにしてください。
        cmd /c
    2. コマンドによってテキスト・ベースの出力 (例えば、ディレクトリーのリスト) が生成される場合は、「ログ」チェック・ボックスをオンにして、タイムアウト値を秒単位で入力します。 十分な長さのタイムアウト値を入力してください。
    3. (オプション) 代替ユーザー・アカウントを使用してプロセスを実行し、デフォルトのユーザー ID を 指定変更する場合は、「ログイン」グループ・ボックスでユーザー ID とパスワードを指定できます。
    注: (i5/OS で 稼働している管理対象システムのみ) IBM Director に用意されている デフォルト・ユーザー ID を使用してコマンドを実行することはできません。 プロセス・タスクを i5/OS システムに対して正常に実行するには、そのプロセス・タスクが 有効なユーザーID とパスワードを指定しているか、またはプロセス・タスクの実行対象となっている管理対象システムが、 そのプロセス・タスクを実行する権限を持つユーザーを指定するように構成されている必要があります。 iSeries™ ナビゲーターの 「アプリケーション管理」を使用して、該当するユーザーを管理対象システムの 「IBM Director エージェントのデフォルト・ユーザー」機能 ID に登録することができます。
    注: 代替ユーザー ID を指定するか、またはデフォルト・ユーザー ID を登録済み機能から除去し、コマンドを実行するために必要な権限を持つ新しいデフォルト・ユーザー ID を追加してください。
  4. 「ファイル」 > 「別名保管」をクリックして、プロセス・タスクを保管します。
  5. 「別名保管」ウィンドウで、名前を入力します。
    注: プロセス・タスクの名前には、次の情報を含めてください。
    • 実行されるプロセス・タスクのタイプ
    • 実行されるプロセス・タスクの名前
    • プロセス・タスクが正しく機能する管理対象システムのタイプ
  6. 「OK」をクリックします。 IBM Director コンソール「プロセス・タスク」の下に、 新しいプロセス・タスクが表示されます。

親トピック: 管理対象システムでのコマンドライン・プログラムの実行

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