「ネットワーク・ポート」ページでは、z/VM 仮想サーバーによって提供されたネットワーク・ポートに関する情報を表示します。
また、ネットワーク・ポートの説明を変更できます。
概要
z/VM 仮想サーバー上にオペレーティング・システム・インスタンスを作成するために
オペレーティング・システム・テンプレートを使用すると、
テンプレートに定義されたポートは z/VM 上の z/VM 仮想サーバー用に構成されます。
z/VM 仮想サーバーのポートも、z/VM センターを使用せずに、z/VM 上に直接構成することができます。
ページの左側の「ポート」フィールドには、
使用可能なすべてのネットワーク・ポートがリストされます。
「ネットワーク・ポート」ページでその他すべてのフィールドに表示されている情報は、このフィールドで選択されたポートに適用されます。
フィールド
- ポート
- 情報を表示するポートを選択します。
「ネットワーク・ポート」ページの内容は、このフィールドで選択したポートに応じて変わります。
- 仮想アドレス
- ネットワーク・アダプターの仮想デバイス番号。このフィールドを編集することはできません。
- アダプター・タイプ
- 次のいずれかです。
- OSA
- ポートが HiperSocket であるか、あるいは OSA-Express または
OSA-Express 2 カード上の実ポートである場合。
- ゲスト LAN
- ポートが z/VM ゲスト LAN 上の仮想ポートである場合。ゲスト LAN は、同じ z/VM システム上にあるゲスト仮想マシンで共有可能な、
エミュレートされたローカル・エリア・ネットワーク (LAN) セグメントです。
- VSWITCH
- ポートが仮想スイッチ上にある場合。
このフィールドを編集することはできません。
- プロトコル
- ネットワーク・アダプターと通信するために使用される I/O プロトコル。
このフィールドは、OSA または HiperSocket には使用できません。
このフィールドを編集することはできません。
- プロパティー
- オペレーティング・システム・インスタンスが作成または
登録されるときに収集された、そのポートに関連するオリジナルの設定。
プロパティー・テーブルは、「名前」列にパラメーターをリストし、
「値」列に対応する値をリストしています。
プロパティーの例には、IP アドレスおよびインターフェース名があります。
このデータは、オペレーティング・システム・インスタンスからの現行値と一致する必要はありません。
このフィールドを編集することはできません。
- デバイス番号
- OSA デバイスの場合のみ: 必要な制御読み取り、制御書き込み、およびデータ・チャネルに対応する 3 つのデバイス番号。
仮想デバイス番号は、仮想サーバーで使用される番号で、実番号は、System z9 または zSeries ハードウェアの I/O 構成で使用される番号です。
このフィールドを編集することはできません。
- 説明
- オプション: このフィールドには、ポートの説明を入力できます。
既存の説明を編集および拡張できます。
- 保管
- いずれかのノートブック・ページに加えた変更をすべて保管します。
- 最新表示
- すべてのノートブック・ページのすべてのフィールドを
その現行値で最新表示し、まだ保管されていない変更を廃棄します。