このトピックでは、管理対象システムの ASF を構成する方法について説明します。
使用可能な構成オプションは、ネットワーク・インターフェース・カード
(NIC) のタイプおよびそれがサポートする ASF のレベルによって異なります。
ASF を構成するには:
- 管理対象システムには、ASF 対応の NIC が含まれ、適切なデバイス・ドライバー
がインストールされていなければなりません。
- IBM® Director は、管理対象システムでインベントリー・コレクション
をすでに実行していなければなりません。
- IBM Director コンソールで、管理対象システム上に「ASF の構成」タスクをドラッグします。
- 「アラート標準形式」ウィンドウで、以下のステップに従って、NIC 上で ASF
を使用可能にします。
- 「ASF ハードウェアを使用可能にする」チェック・ボックスを選択します。
- 「すべてのプラットフォーム・イベント・トラップを使用可能にする」チェック・ボックスが表示されている場合は、これを選択します。
(このチェック・ボックスは、特定のタイプの NIC の場合にのみ表示されます。)
- (ASF 2.0 システムのみ) リモート電源管理を使用可能にするには、
「リモート管理を使用可能にする」チェック・ボックスを選択します。
- 「構成」タブをクリックします。
- 「構成」ページで、以下の ASF 設定を構成します。
- 「管理サーバー (IP アドレス)」フィールドに、PET アラート
の送信先となる管理サーバーの IP アドレスを入力します。
- ハートビート・アラートが確実に送信されるようにするために、「使用可能」チェック・ボックスを選択して、「ハートビート頻度 (秒)」フィールドに秒数を入力します。
- 「最小ウォッチドッグ・タイマー (秒)」 フィールドに、ウォッチドッグ・タイマーの最小秒数を入力します。
- 「最小 ASF センサー・ポーリング間待ち時間 (5 ミリ秒単位)」フィールドに、ASF センサー・ポーリング間の最小待ち時間を入力します。
- (リモート管理を使用可能にした ASF 2.0 システムのみ) 「リモート管理」
タブをクリックします。
- 「リモート管理」ページで、以下の認証鍵を作成または変更します。
- 以前に認証鍵を作成していなかった場合は、「キーの生成」
をクリックします。
3 つの認証鍵が生成されます。
認証鍵のコピーが必要な場合は、ここで行ってください。
「適用」をクリックすると、鍵の値がアスタリスクに置き換わります。
- 新しい認証鍵を作成したい場合は、「IBM Director コンソールによって認証のために使用される既存の鍵を上書きする」チェック・ボックスを選択します。
- 「適用」をクリックします。
認証鍵を作成済みまたは変更済みである場合、それらの鍵は IBM Director サーバーと管理対象システムの両方に書き込まれます。