カスタム・ソフトウェア・パッケージの作成

このトピックでは、IBM Director でカスタム・パッケージ・エディターを 使用する方法について説明します。

ウィザードを使用せずにソフトウェアをインポートし、ソフトウェア・パッケージを 作成するには、カスタム・パッケージ・エディターを使用します。 ファイル、ターゲット・ディレクトリーの名前とパス、およびソフトウェアの インストールを実行するインストール・プログラムまたはバッチ・ファイルを 指定できます。

ソフトウェア・パッケージをインポートし、作成するには、以下のステップに従ってください。

  1. IBM Director コンソールの「タスク」ペインで、「ソフトウェア配布」タスクを ダブルクリックします。
  2. 「ソフトウェア配布マネージャー」ウィンドウで、「カスタム・パッケージ・エディター」を ダブルクリックします。
  3. 「カスタム・パッケージの作成」ウィンドウの「一般」ページで、 パッケージ名、および配布オプションと前提条件を指定します。
  4. 「ファイル」ページで、「ソース・ファイル・システム」ペイン内の 各ファイルにナビゲートし、「追加」をクリックして、使用するファイルを 指定します。 このペインの上部にあるリストから選択すると、これらのファイルがローカル管理コンソールから 表示されるか、管理サーバーから表示されるかを変更できます。
    注: 親ディレクトリーのサブディレクトリーをすべて 組み込みたい場合は「サブフォルダーを組み込む」チェック・ボックスを、 ファイル構造の維持が必要である場合は「絶対パス情報を保管」チェック・ ボックスをクリックし、ディレクトリーを選択して「追加」をクリックします。
  5. 該当するページの該当するチェック・ボックスを選択して、AIX、Linux、 i5/OS™、または Windows オペレーティング・システムで稼働している管理対象システムにソフトウェア・パッケージを配布することを選択します。
  6. (オプション)「事前配布の実行」ペインで「拡張」をクリックします。
  7. (オプション)「事前配布」ウィンドウで、ソフトウェア配布が行われる前に 管理対象システムで実行するアプリケーションを選択します。 複数のアプリケーションを選択し、それらが実行される順序を指定することができます。 完了したら「OK」をクリックします。
  8. (オプション) 指定したアプリケーションが管理対象システムに存在する場合、 「事前配布の実行」ペインで「ファイルはターゲット・システムに存在」チェック・ ボックスを選択します。
  9. (オプション: i5/OS のみ)「事前配布の実行」 ペインで「ネイティブ」または「QShell」をクリックし、どのように アプリケーションが実行されるかを選択します。
  10. (オプション)「事後配布の実行」ペインで「拡張」をクリックします。
  11. (オプション)「事後配布」ウィンドウで、ソフトウェア配布が行われる前に 管理対象システムで実行するアプリケーションを選択します。 複数のアプリケーションを選択し、それらが実行される順序を指定することができます。 完了したら「OK」をクリックします。
  12. (オプション: i5/OS のみ)「事後配布の実行」 ペインで「ネイティブ」または「QShell」をクリックし、どのように アプリケーションが実行されるかを選択します。
  13. (オプション: AIX、Linux、および i5/OS のみ)「ファイル許可」をクリックします。
  14. (オプション: AIX、Linux、および i5/OS のみ) ソフトウェア配布のファイルおよびディレクトリー許可を設定して「OK」をクリックします。
    注: (Linux で稼働している管理対象システムのみ) デフォルトで、Linux で稼働している管理対象システムにコピーされるファイルには、デフォルト許可、または IBM Director エージェントが動作するときのアカウント (root アカウント) が設定されています。 ソフトウェア配布に別の許可を設定するには、「ファイル許可」ウィンドウを 使用してください。
  15. 任意: (Windows のみ) 「何もしない」または「コンピューターの再始動」を クリックし、ソフトウェア配布が完了した後で管理対象システムを再始動するかどうかを 選択します。
  16. 任意: (Windows のみ) 「Windows NT/2000/XP/2003 構成」を クリックします。
  17. 任意: (Windows のみ) 「Windows NT/2000/XP/2003 構成」 ウィンドウで、Windows システム・ファイル、INI ファイル、およびレジストリー・ キーへの変更が管理対象システムに配布されることを指定して、「OK」を クリックします。
  18. 「OK」をクリックします。 パッケージ名が、IBM Director コンソールの「タスク」ペイン の「すべてのソフトウェア配布パッケージ」カテゴリーの下に 表示されます。
ソフトウェア・パッケージをすぐに配布するか、または後で配布するためにスケジュールできます。

親トピック: ソフトウェアのインポートおよびソフトウェア・パッケージのビルド

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