パフォーマンス分析レポート定義の作成

カスタマイズされたレポート定義を作成した後、指定したパラメーターのみを 含むパフォーマンス分析レポートを生成できます。

新しいパフォーマンス分析レポート定義を作成するには、以下のステップに 従ってください。

  1. 「モニター・アクティベーター」サブタスクを管理対象システム またはグループで実行し、そのシステムまたはグループのモニターをアクティブにします。
  2. 「レポート・ジェネレーター」を展開します。
  3. 「新規レポート定義」をダブルクリックします。
  4. 「レポート定義」ウィンドウで、レポート・パラメーターを指定します。
    1. 「レポート・パラメーター」タブをクリックします。
    2. レポート期間、グローバル・サンプリング頻度、および最小値および 最大値を収集するかどうかを選択します。
      注: 「最小値および最大値の収集」チェック・ボックスを 選択すると、サンプルごとの最小と最大のデータ・ポイントを収集することが 指定されます。 最小および最大のデータ・ポイントを収集する利点は、サンプリング頻度を少なくすることができることで、 これにより、データを収集する頻度が少なくなります。このオプションを使用すると、レポートのサイズが縮小し、 しかも管理対象システム・パフォーマンス・データを取得できます。 メモリー使用量が問題である場合は、サンプリング頻度を少なくすることを検討してください。 平均は常に収集されていることに注意してください。
    3. キャパシティー・マネージャーが、システムがデータを提供できないと 見なすまでに、システムの応答を待機する分数を「システムごとのタイムアウト」ドロップダウン・ リストから選択します。
    4. 「新規」をクリックします。 「新規時間間隔」ウィンドウで、レポートの日時を指定します。
  5. レポートを生成するために使用するメソッドを指定します。
    1. 「レポート生成のメソッド」タブをクリックします。
    2. 「ビューアーへ生成」または「ファイルへ生成」を 選択します。
    3. 適切なファイル・フォーマットのチェック・ボックスを選択し、 その選択したフォーマットでファイルを生成します。 デフォルト・ファイル・フォーマットは XML です。
    4. 「SQL へ生成」を選択する場合、データベース Web アドレスおよび ルート・テーブル名を該当するフィールドに入力してください。
      注: SQL フォーマットでの レポート生成は Windows プラットフォームでのみ可能です。
    5. SQL 認証を使用する場合、SQL 接続のユーザー ID およびパスワードを該当するフィールドに入力してください。
    6. イベントを IBM Director イベント・ログに生成するには、「ボトルネック・イベントの生成」を 選択します。
    7. 保管されたレポートをアーカイブするには、「既存ファイルのバックアップ」を 選択します。
    8. 保管するレポートの数を設定するには、「バックアップ数」を 選択します。
    9. 「宛先ディレクトリーの設定」を選択し、宛先ディレクトリーを 設定します。
      注: デフォルト宛先ディレクトリーは IBM¥Director¥reports です。
  6. モニター選択を指定します。
    1. 「モニター選択」タブをクリックします。
    2. 「モニター選択」ページで、「アクティブ化したモニターをすべて組み込む」を 選択してアクティブ・モニターをすべてレポートに組み込むか、「個別モニターの選択」を 選択して特定のモニターを選択します。
    3. 個別モニターを設定するよう選択した場合は、次のようにします。
      1. 「モニター」リストで適切なモニターをクリックします。
      2. 「組み込み」 または「除外」をクリックして、選択したモニターを 組み込むか、または除外します。
    4. デフォルトとは異なるサンプリング頻度を 使用するには、「グローバル設定の上書き」チェック・ボックスを選択します。
  7. しきい値を指定します。
    1. 「しきい値の設定」タブをクリックします。
      注: しきい値設定は、レポート定義に入っている管理対象システムすべてに適用されます。
    2. 「クリティカルしきい値」フィールドに、クリティカルしきい値を 入力します。
    3. 「警告しきい値」フィールドに、警告しきい値を入力します。
    4. しきい値をデフォルト値に戻すには、「デフォルトに戻す」を クリックしてください。
    5. 「別名保管」をクリックします。
    6. 「別名保管」ウィンドウで、レポート定義の名前を入力して「OK」を クリックします。

親トピック: パフォーマンスのモニター

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