このトピックでは、IBM Director の「配布プリファレンス」ウィンドウに
ついて説明します。
概要
この
ウィンドウで、以下のタスクを実行します。
- 選択したシステムまたはシステムのグループ上でのファイル配布サーバー共用への
アクセスをセットアップまたは制限します。
- 選択したシステムまたはグループのストリーミング・プリファレンスを設定します。
- 選択したシステムにソフトウェア・パッケージをストリーミングするための
最大データ転送速度を設定します。
フィールド
- 常にシステムにストリーミング
- このオプションを選択して、選択したシステムまたはグループにソフトウェア
配布パッケージを直接ストリーム (またはコピー) してから、ソフトウェアを
インストールすることを指定します。
このオプションを選択すると、選択したシステムまたはグループ上でサーバー共用から
リダイレクトされたインストールを実行できなくなります。
ストリーミングが望ましいのは、ターゲット・システムが、たとえばダイヤルアップ・モバイル・システムのような場合です。
ストリームされたインストールが中断されている場合は、これを再開することができます。
ファイル配布サーバーからのインストールが中断されている場合は、インストールを
再開する必要があります。
- ファイル配布サーバー共用を使用
- このオプションを選択して、サーバー共用 (IBM Director に
定義されています) のリストを、リダイレクト・インストールを試みるために使用することを
指定します。
- 共用
- このウィンドウには、IBM Director サーバーに
定義された共用がリストされます。
デフォルトの汎用命名規則 (UNC) 設定である ¥¥*¥* は、選択したシステムまたは
システムのグループが IBM Director に定義されたどのファイル配布サーバー共用にも
アクセスできることを示しています。
ソフトウェア配布パッケージで、選択されたシステムにリダイレクト・インストールできなかった場合、
そのパッケージはストリームされます。
- 追加
- サーバー共用の場所を追加できるウィンドウを表示します。
この場所は、UNC 形式で指定する必要があります。
- 編集
- 選択したサーバー共用エントリーを変更できるウィンドウを表示します。
- 除去
- 選択したサーバー共用エントリーを削除します。
- リストに対する共用選択を制限
- このチェック・ボックスを選択すると、このウィンドウで定義したサーバー共用だけを、
選択したシステムまたはシステムのグループがリダイレクト・インストール用に
使用可能なサーバー共用にします。
- ファイル配布サーバーからのストリーミング
- このチェック・ボックスを選択すると、ソフトウェアをインストールする前に、
ファイル配布サーバーからソフトウェアをインストールするのではなく、選択した
システムまたはグループにソフトウェア配布パッケージの内容をストリームします。
ストリーミングが望ましいのは、ターゲット・システムが、たとえばダイヤルアップ・モバイル・システムのような場合です。
ストリームされたインストールが中断されている場合は、これを再開することができます。
ファイル配布サーバーからのインストールが中断されている場合は、インストールを
再開する必要があります。
- システムのストリーミング帯域幅を制限
- このチェック・ボックスを選択すると、
選択したシステムにソフトウェア配布パッケージをストリームするために使用する帯域幅を制限する設定が使用可能になります。
このダイアログで 1 つ以上のシステムに対する制限を設定する場合は、以下の点に
注意してください。
- 帯域幅の制限は、IBM Director サーバーと
すべてのファイル配布サーバー共用からのストリーミングに適用されます。
- 帯域幅の制限を IBM Director サーバーからの
ストリーミングにも設定する場合、2 つの設定値の小さい方の値を制限パラメーターとして
使用します。
ストリーミング帯域幅は、K ビット/秒 (kbps) 単位で入力してください。
1 kbps 未満の場合、小数点を使用します。
最小値は、256 バイト/秒の帯域幅を表す 0.25 です。
注: すべてのシステムに対するストリーミング帯域幅の制限は、
「ソフトウェア配布サーバー・プリファレンス」を使用しても実行することができます。