このトピックでは、タスクのスケジュール方法について説明します。
タスクをスケジュールするには、以下のステップに従ってください。
- IBM®
Director コンソールで、の
順にクリックします。
- 「スケジューラー」ウィンドウで、新しいジョブを
開始する日付をダブルクリックします。
- 「新規スケジュール・ジョブ」ウィンドウで、ジョブを実行する日時に
関する情報を指定します。
- 「ある日時に実行するようタスクをスケジュールする」チェック・
ボックスを選択して、ジョブに日時を割り当てます。
このチェック・ボックスがクリアされている場合、ジョブは、ジョブのデータベースに
追加されますが、自動的にアクティブ化されることはありません。
- 「日付」フィールドに、ジョブを実行する
日付を入力します。
- 「時刻」フィールドで、ジョブを実行する時刻を選択します。
- 「タスク」タブをクリックします。
- 「タスク」ページの「使用可能」ペインで、ジョブで実行するタスクを
ダブルクリックします。
そのタスクが、「選択されたタスク」ペインに追加されます。
1 つのジョブについて複数のタスクを選択することができます。
それぞれのタスクは、「選択されたタスク」ペインに表示される順序で処理されます。
- 「ターゲット」タブをクリックします。
- ジョブを管理対象システムで実行したい場合は、「ターゲット」ページの
「使用可能」ペインで、管理対象システムをダブルクリックします。
その管理対象システムが、「選択されたグループ」ペインに追加されます。
ジョブを実行するすべての管理対象システムを追加するまで、このステップを
繰り返します。
- グループでジョブを実行したい場合は、「ターゲットとしてグループを使用する」を
クリックします。
ウィンドウにグループ情報が取り込まれます。
「使用可能」ペインで、そのグループをダブルクリックします。
そのグループが、「選択されたグループ」ペインに追加されます。
任意のジョブのターゲットとして、1 つのグループしか選択できません。
- 「オプション」タブをクリックします。
- 「オプション」ページで、ジョブ・オプションを選択します。
以下のオプションから選択できます。
- 使用不能システムでの実行の遅延
- このチェック・ボックスを選択すると、オフラインであるターゲット管理対象
オブジェクトが再びオンラインになるとすぐに、タスクが実行されます。
このチェック・ボックスを選択しないときに、ターゲット・オブジェクトがジョブの
アクティブ化のときにオフラインである場合、ジョブはエラー状況を戻します。
- ターゲット・グループに追加されたシステムで実行
- (このオプションが選択可能なのは、ジョブの対象がグループである場合だけです。)
このチェック・ボックスを選択すると、ジョブは取り消されるまでアクティブなままになります。
IBM
Director は、ターゲット・グループに追加された新しい管理対象オブジェクトを
すべて検出して、これらの新しい管理対象オブジェクトでスケジュール・ジョブが
アクティブ化されます。
- クライアントの時間帯での実行
- このチェック・ボックスを選択すると、ターゲット管理対象オブジェクトの
ローカル時間帯で指定された時間にタスクが実行されます。
注: 時間ごとに繰り返したり、ローカル時間帯で実行するように、ジョブを
スケジュールすることはできません。
また、最初にスケジュールされた時間帯の開始日が、ターゲット管理対象オブジェクトの
日付より前に発生する場合、ジョブを作成することはできません。
- 実行ヒストリー・オプションを選択します。
- 実行ヒストリーに保管されるジョブ・レコードの数を
制限するには、「実行状況の制限」チェック・ボックスを
選択して、保管されるジョブ・レコードの数を指定します。
- 一定の期間が経過したジョブ・レコードを
削除するには、「実行状況の削除」チェック・
ボックスを選択して、ジョブ・レコードを何日後に削除するかを指定します。
- イベントを生成する日時を指定します。
以下のオプションから選択できます。
- ジョブの実行が正常に完了したときにイベントを生成する
- ジョブの実行がエラーで完了したときにイベントを生成する
- ターゲット・システムが正常に完了したときにイベントを生成する
- ターゲット・システムでジョブが正常に実行されると、イベントが生成されます。
- ターゲット・システムがエラーで完了したときにイベントを生成する
- ターゲット・システムでジョブが実行されたときにエラーが発生した場合に、
イベントが生成されます。
例えば、ターゲット・オブジェクトが応答しない場合、そのターゲット・オブジェクトは
エラーで完了します。
- を
クリックします。
- 「ジョブの保管」ウィンドウで、スケジュール・ジョブの記述名を入力します。
「OK」をクリックします。
- 「OK」をクリックして、確認メッセージ・
ウィンドウを閉じます。