NetWare ユーザー認証の構成

NetWare ユーザー認証は、2 とおりの方法のいずれか 1 つにより構成できます。 すなわち、out-of-box (すぐに使用できる) 認証と NDS 認証のいずれかです。 それら 2 つのメソッドは排他的であり、同時には使用できません。

out-of-box (すぐに使用できる) 認証

out-of-box (すぐに使用できる) 認証の動作は、以下のとおりです。

ServeRAID マネージャーにログインする際、NDS ユーザーは、完全に区別されたアカウント名を指定する必要があります。

NDS 認証

NDS 認証は、NDS グループ・メンバーシップに基づいています。 NDS グループ・メンバーシップをセットアップするには、ストレージ管理用の NDS グループを作成して、それにデータを入れる必要があります。 ServeRAID マネージャーをインストールした後、ServeRAID マネージャー・エージェントのプロパティー・ファイルを編集することにより、認証をその新しいグループに限定してください。

例えば、

  1. グループ名 ".CN=StorageAdmins.O=Acme" を選択します。

    注: このグループは、ServeRAID マネージャー・エージェントが実行されているサーバーと同じ NDS ツリー内になければなりません。

  2. Novell 管理ユーティリティーを使用することにより、新しいグループに該当するユーザーを追加します。

  3. SYS:¥RAIDMAN¥RaidAgent.pps ファイルに、以下のエントリーを追加します。

    agent.group.NetWareStorageAdmin=<fully distinguished group name>

    新しいエントリーは、次のようなものになります。

    agent.group.NetWareStorageAdmin=.CN=StorageAdmins.O=Acme

  4. サーバーを再始動します。

すべての NDS ユーザー・アカウントに、限定されたユーザー・アクセスを付与します。

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