イーサネット・ポートの構成
このアクションは、格納装置内のコントローラーのイーサネット設定を構成するために使用します。
iSCSI イニシエーターの場合、1 つのコントローラーについて 3 つのポート (管理ポートと 2 つのiSCSI ポート) を構成できます。
ファイバー・チャネル・イニシエーターの場合、それぞれのコントローラーに対して管理ポートを構成できます。
管理ポート (iSCSI またはファイバー・チャネル) の場合、ポートのリンク速度を構成できます。
iSCSI ポート の場合、最大伝送単位 (MTU)、TCP/IP アドレス、サブネット・マスクなどのネットワーク設定値を構成できます。
動的 IP アドレスを使用するネットワークでは、DHCP を有効にすることができます。
管理ポートの構成
管理ポートを構成するには、
- 物理デバイス表示で、格納装置内のコントローラーをクリックします。
注:
最初に格納装置表示に切り替えるようにしてください!
- 「イーサネット・ポートの構成」
「ETH 0 (管理)」を右クリックします。
「イーサネット・ポートの構成」ウィンドウが表示されます。
- 「リンク速度」ドロップダウン・リストで、ポートのリンク速度 (MB 単位) を選択します。
リンク速度を自動的に検出するには (1 GB 以下の場合)、「自動」を選択します。
- 「OK」をクリックします。
iSCSI ポートの構成 (iSCSI イニシエーターのみ)
iSCSI ポートを構成するには、
- 物理デバイス表示で、格納装置内のコントローラーをクリックします。
注:
最初に格納装置表示に切り替えるようにしてください!
- 「イーサネット・ポートの構成」
「ETH 2 (iscsi)」または「ETH 3 (iscsi)」を右クリックします。
「イーサネット・ポートの構成」ウィンドウが表示されます。
- 前述のように、「リンク速度」ドロップダウン・リストでポートのリンク速度 (MB 単位) を選択します。
- 「最大伝送単位 (Maximum transmission unit)」ドロップダウン・リストで、MTU パケット・サイズ (MB 単位) として 1500 MB または 9000 MB のいずれかを選択します。
- 動的 IP アドレスを使用するネットワークでは、DHCP をクリックします。
その後、ステップ 9 に進んでください。
- 「IP アドレス」フィールドに、iSCSI ポートの TCP/IP アドレスを入力します。
- 「サブネット・マスク」フィールドに、このデバイスの TCP/IP サブネットの TCP/IP 番号を入力します。
- (オプション) 「ブロードキャスト・アドレス」フィールドに、ネットワークのマシンにメッセージを送信するための TCP/IP アドレスを入力します。
- 「OK」をクリックします。
詳細
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