補足説明: ========================================================================== (C) Copyright IBM Corp. 1998 ========================================================================== 【ソフト名】 IBM ThinkPad 360/750/755C システムROM アップデート・ユーティリティー V1.43 (システム・プログラム・サービス・ディスケット) 【登 録 名】 HGJT210.EXE 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社 【対応機種】 ThinkPad 360 全機種 ThinkPad 750 全機種 ThinkPad 755C 【作成方法】 DOSプロントにて、以下の手順でディスケットを作成します。 1) ファイル(自己解凍ファイル)を適当なディレクトリで実行 し、ディスケット作成プログラムを解凍する。 >HGJT210 (Enter) 2) ディスケット作成プログラムを実行し、ディスケットを作成 する。 −フォーマット済みの1.44MBディスケットをドライブに 挿入して、 >HGJT21 A: (Enter) 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている 人には営利を伴わない形態であれば自由です。 2)以下の禁止事項は守って下さい。 −他のネットワークへの転載。 −ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。          −雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。 ***************************** 【導入方法】・この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその 他の確認をしてください。 ・ディスケット作成後 起動し、メイン・メニューの 「1.操作上の注意」を参照して導入して下さい。 ***************************** ========================================================================== 【ファイル紹介】 IBM ThinkPad 360/750/755C システムROMアップデート・ユーティリティー バージョン 1.43 (システム・プログラム・サービス・ディスケット) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− このディスケットについて このシステム・プログラム・サ−ビス・ディスケットを使用し、Think Pad本体内に収められたシステム・プログラムを更新することにより、 問題の解決や機能の追加、拡張ができます。 次のモデルが対象となります(日本での未発表製品も含みます)。 ThinkPad 360 全機種 ThinkPad 750 全機種 ThinkPad 755C   システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、 「問題修正/更新の概要」の章を参照してください。 システム・プログラムを更新は、 「システム・プログラムの更新のしかた」の章を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ディスケット・リリース情報 (日本での未発表製品/未リリース分も含みます。) ディスケット バージョン 内容 1.00 ThinkPad 750Csのサポートおよび問題修正 サービス 1.01 ポータブル拡張ユニット用ビデオ・アダプターのサポート および問題修正サービス 1.02 問題修正サービス 1.03 問題修正サービス 1.04 TVチューナー・パックのサポートと問題修正サービス 1.04a 問題修正サービス 1.05 拡張IDE(528MB超)の内蔵ハード・ディスクのサ ポートおよび問題修正サービス 1.06 ThinkPad 360及び755Cモデルのサポート および問題修正サービス 1.07 問題修正サービス 1.07a 問題修正サービス 1.12 デスクトップ拡張ユニットのサポートおよび問題修正サー ビス 1.13 問題修正サービス 1.15 ThinkPad 360CE/CSEモデルのサポート および問題修正サービス 1.20 Windows 95(プレビュー・ベータ版)の対応 および問題修正サービス 1.40 Windows 95のサポートおよび問題修正サービス 2000年対応(ThinkPad 360全機種および 755C) 1.41 問題修正サービス 1.42 問題修正サービス 1.43 2000年対応(ThinkPad 750全機種) (注意)          1.IBMは、以下のThinkPadとWindows 95互換性 テストを行い、 APM(アドバンスト パワー マネージメント)BIOS 1.1 および  PnP(プラグ アンド プレイ)BIOS 1.0a をサポートしています。 ThinkPad 360 全機種 ThinkPad 755C 2.IBMは、以下のThinkPadとWindows 95互換性 テストを行なっていますが、APM BIOSバージョン1.0のみ サポートし、PnP(プラグ アンド プレイ)はサポートしていま せん。(PnP BIOS 1.0のみサポートしています。) ThinkPad 750 全機種 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問題修正/更新の概要 (日本での未発表製品/未リリース分も含みます。) (参考) [n.nn]は、ディスケットのバージョンを示します。 (例:1.00はバージョン1.40を示します。) [新]は、新機能または機能の拡張を示します。 以下の問題が、システム・プログラム・サ−ビス・ディスケットの各々の バージョンで解決されました。 [1.40] −[新](ThinkPad 360全機種および755C) Windows 95のサポート。 −[新](ThinkPad 360全機種および755C) 2000年の対応。 −DockIIのSCSI Selectユーティリティーがハングする。 [1.41] −(750全機種)システム・プログラム・サービス・ディスケットの導入 プログラム実行中に、システムがハングする。 [1.42] −(755Cのみ)ThinkPadのディスプレイを閉じてもサスペンド モードに入らない設定にしておくと、閉じた状態で電源をオンにして、後 に開いても画面の表示が行われない。 [1.43]  −[新](ThinkPad 750全機種)2000年の対応。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− システム・プログラムの更新のしかた (注意) −システム・プログラムを更新するには、ACアダプタ−,及び充電済み のバッテリ−・パックが必要です。 −ポ−タブル拡張ユニット、デスクトップ拡張ユニット、又はポ−ト・リ プリケ−タ−がThinkPadに接続されている場合は、取り外して ください。 −ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットと同 じ、又はそれ以降のバ−ジョンのものを既にお持ちの場合は、このディ スケットからシステム・プログラムを更新する必要はありません。 導入プログラムは、現在システムに組み込まれているシステム・プログ ラムのレベルを自動的に調べて、お知らせします。 1.この説明書を印刷するか、他のコンピュ−タ−に表示してください。 2.コンピュ−タ−にACアダプタ−をしっかりと取り付けてください。 3.ディスケット・ドライブにシステム・プログラム・サ−ビス・ディスケ ット入れて、電源を入れてください。 4.メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 5.読み終えたら Esc キ−を押し、メニューに戻ります。 6.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従ってシステム プログラムの更新を完了してください。 警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 画面の指示がない限り、システム・プログラムの更新中に 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたり、読み取り中のディスケットを 、、、、、、、、、、、、、 抜いたりしないでください。 システム・プログラムの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボード の交換が必要となる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店 にThinkPadをお持ちいただくことになります。このサービスは有償 の場合もあります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 更新の作業が完了したら、次のことを行ってください。 7.ディスケット・ドライブからシステム・プログラム・サ−ビス・ディス ケットが取り出されていることを確認し、電源を切ってください。 8.F1キ−を押しながら電源を入れ、そのまま Easy−Setup の画面が表示されるまでF1キ−を押し続けてください。 9.始動パスワ−ドの入力を求められたら、正しいパスワ−ドを入れてくだ さい。 10.「Config」、次に「Initialize」アイコンを選んで ください。 11.「OK」を選んでください。 最後に診断プログラムを実行して、ThinkPadに問題がないことを確 認してください。 12.電源を切って,F1キ−を押しながら電源を入れ、そのまま Easy−Setup の画面が表示されるまでF1キ−を押し続け てください。 13.「Test」を選び、次に「Start」を選んでテストを開始して ください。 テスト画面が表示されます。 テストをパスした各項目には OK が表示されます。 14.全ての項目に OK が表示されたことを確認してください。 15.Escキ−を押してテストを終了し、電源を切ってください。   これで全ての作業は完了です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− システム・プログラムの情報 各々のシステム・プログラム・サ−ビス・ディスケットには、次のような システム・プログラムが入っています。 BIOS part number(パーツ・ナンバー)とそのDate (日付)は、次の方法で確認できます。 1.ThinkPadの電源をオフにします。 2.F1キーを押しながらThinkPadの電源をオンにし、 Easy−Setupメニューが表示されるまでF1キーを押し続け ます。 3.Easy−SetUp のメニューから「Config」を選択し、 さらに「Systemboard」を選択します。 BIOS part numberとDateの表示があります。 ThinkPad 360 全機種 BIOS ディスケット Part BIOS バージョン Number Date −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.00 な し 1.01 な し 1.02 な し 1.03 な し 1.04 な し 1.04a な し 1.05 な し 1.06 89G5074 05−23−94 1.07 89G5119 06−03−94 1.07a 89G5213 06−14−94 1.12 89G5077 07−20−94 1.13 89G5704 09−02−94 1.15 91G0375 10−14−94 1.20 91G0723 06−30−95 1.40 91G1217 09−13−95 1.41 上記に同じ(変更なし) 1.42 91G1534  02−21−96 1.43 上記に同じ(変更なし)  ThinkPad 750 全機種 BIOS ディスケット Part BIOS バージョン Number Date −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.00 59G3849 10−14−93 1.01 59G3966 11−19−93 1.02 59G3968 11−25−93 1.03 59G3970 12−20−93 1.04 59G3980 02−28−94 1.04a 59G3985 03−01−94 1.05 59G3983 04−04−94 1.06 59G3987 05−25−94 1.07 上記に同じ(変更なし) 1.07a 上記に同じ(変更なし) 1.12 89G5075 07−07−94 1.13 上記に同じ(変更なし) 1.15 91G0362 10−12−94 1.20 91G0716 03−31−95 1.40 上記に同じ(変更なし) 1.41 上記に同じ(変更なし) 1.42 上記に同じ(変更なし) 1.43 91G1719  03−13−96  ThinkPad 755C BIOS ディスケット Part BIOS バージョン Number Date     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.00 な し 1.01 な し 1.02 な し 1.03 な し 1.04 な し 1.04a な し 1.05 な し 1.06 40G3483 04−27−94 1.07 89G5118 06−03−94 1.07a 上記に同じ(変更なし) 1.12 89G5078 07−20−94     1.13 上記に同じ(変更なし) 1.15 91G0365 10−14−94 1.20 91G0724  06−30−95 1.40 91G1218  09−13−95 1.41 上記に同じ(変更なし) 1.42 91G1533 02−15−96 1.43 上記に同じ(変更なし) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− サービス情報 今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシス テム・プログラムの更新では、次のような「使用されないBIOS領域」が 生まれます。 この領域は実際にはBIOSによって使用されないので、 EMM386.EXEのようなメモリー・マネジャーを使用することで UMB(アッパー・メモリー・ブロック)として使用することができます。 ThinkPad BIOS P/N 使用されないBIOS領域 モデル BIOS Date −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 360 全機種 91G1534 E000−E5FF(24KB) 02/21/96 750 全機種 91G1719 E000−E5FF(24KB) 03/13/96 755C 91G1533 E000−E5FF(24KB) 02/15/96 (注意) 上記で示された「使用されないBIOS領域」は、それに対応した BIOS P/N のみ有効です。また将来のシステム・プログラム の更新によって変わる可能性があり、保証するものではありません。 BIOS P/N(part number:パーツ・ナンバー)と BIOS Date(日付)の確認は、「システム・プログラムの情報」の 章を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 * IBM、ThinkPadは、米国IBM Corporationの 登録商標です。 * Windowsは、米国Microsoft Corporationの 米国およびその他の国における登録商標です。 ========================================================================== ダウンロードファイル名を『HGJT210.EXE』として下さい。